« 感性の価値 | トップページ | Googleガジェット - ドル円表示アップデートしました »

2007年6月25日 (月)

実録 SEの履歴書

実録 SEの履歴書 Book 実録 SEの履歴書

販売元:技術評論社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

第一線で働いていらっしゃるSEさん方がどういう風に現在のお仕事に就かれたか?みたいなことを紹介している本です。なかなか面白く読ませていただきました。

なんというか、ものの本を書いていらっしゃるSEの方々はその分野一筋みたいな印象を持っていたんですが、意外と紆余曲折の中でたどり着いていらっしゃったり、その辺は自分と境遇が重なる部分もあってけっこうウンウンとうなずきながら読んでしまいました。みなさんいろいろ苦労されているようですが、でも情熱や何か突き動かされるような衝動で自分の道を開拓されている、ということがわかってやっぱりものづくり職はこうあるべきだなあと感心しました。

一番共感を得たのは第三部の「自分の居場所は自分で作る」で紹介されていた方々。ボクもサラリーマン長くやって独立したクチですのでやっぱり思うところが似ています。「自分でつくるものだから、全部自分で面倒みたい。」みたいな思いと、だからこそいいものがつくれると信じる心を持って皆さん努力されているのはとても共感できます。

また、伊藤直也さんの「技術者は自分のまわりに閉じこもらずに、まずは外に出てみろと言いたい」というお言葉。これはごもっともだと思いました。伊藤さんもおっしゃっていますが、特にWEBアプリケーションの設計なんかは、技術者としての目とユーザーとしての目の両方のバランスが大事で、そういう角度からの発想が有益なシステムを生み出します。

そういうバランスを養うには、もちろん技術の勉強も必要ですが、ユーザーサイドの意見というか、立場そのものを理解することが大事なんですね。世の中にはマウスのダブルクリックもうまくいかないビギナーの方も多くいる、という事実はC言語で会話ができる友達の中では気づかないことです。

思えば、ボクはそんなことじゃ役に立つソフトはつくれないなと思ってシステムコンサルタントをやろうと思ったのでした。この本を読んでなんだかまたいろいろ思い出してやる気が出ました。まあとりあえず、もっと思ったことをやらないといけないなぁ。

|

« 感性の価値 | トップページ | Googleガジェット - ドル円表示アップデートしました »

コメント

犬の守備範囲ではリアル鬼ごっこや、最近のケイタイ小説のヒットが好例です。
「文章がヘタ」「文法が滅茶苦茶」とか酷評を受けてますが、よく売れているという現実からユーザーのニーズが「正しい日本語・美しい日本語の本ではない」というのがよく分かります。

ちなみに犬の地元、此花区では、パソコンを使える人間はインテリですw

投稿: いぬ | 2007年6月26日 (火) 11時32分

いぬさん こんにちは。

なるほど、ニーズというのは真面目に考えると難しいものですね。
ぶっちゃけ正しい日本語云々より面白いものが求められているということでしょうか。多少わかりづらい表現でも面白ければいいってことですかね。日本語の正しい表現というのは、ブログを書いていても気をつけたいところですが、なかなか細かいところまで及びません。まあしかし、言語は時代と共に変化するものですから、あまり「正しさ」のみに固執するものどうかと思います。
その辺の解釈も人それぞれなので、なんとも言えないですけどね。

投稿: rihi | 2007年6月29日 (金) 09時23分

>ぶっちゃけ正しい日本語云々より面白いものが求められているということでしょうか。

まさしくその通りなんですが、ベテランライター達が集うと「○○って作家は売れてるけど文章がヘタクソ」とか「ライターの○○君は仕事いっぱいあるけど、文章の基礎ができてない」とか、そういう話しがよく出ますので。

投稿: | 2007年6月30日 (土) 12時20分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/125677/6925944

この記事へのトラックバック一覧です: 実録 SEの履歴書:

« 感性の価値 | トップページ | Googleガジェット - ドル円表示アップデートしました »