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2007年5月30日 (水)

MonaOS Schemeを搭載

Mona OS が関数型言語 Scheme のシェルを搭載してリリース

シェルでSchemeを使うとはなかなか粋だなと思いました。
Scheme等LISP言語は短い処理においては簡潔に直感的に書くことができるのでシェルには適していると思います。伝統的にハッカーに人気の言語であるというのもMonaで採用される背景にあるんじゃないでしょうか。

Mona OSは2ちゃんねる発祥で、現在も開発が続いているオープンソースのOSです。純国産のOSという点も珍しいですが、2ちゃんねる発祥で組織的にプロジェクトが進行しているソフトウェアという点でもすごいものです。

2ちゃんねるには正直抵抗を感じているボクも、開発初期のスレッドは興味深く追っていたことがあります。OSとしてはUNIXやWindowsの設計思想に依らない独自のOSとして開発されているようで、マイクロカーネルをシビアに実装するなどOSの設計として新しい試みが多くあり、開発者の方々の技術レベルの高さに感心していた記憶があります。

日本でもこのような高い技術と志を持ったプロジェクトがあるのはなんかうれしいことです。今後もクールな技術の採用を期待したいですね。

ちなみに、rubyのシェルとかもつくったら面白いかも。日本だけに。

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2007年5月29日 (火)

MediaFireの新しい画面をつかってみる

しばらく用がなかったのでMefiaFireを使ってなかったんですが、画面の大幅な変更があったようです。以前書いたMediaFireをつかってみるにて、「新しい画面になって削除の方法がわからなくなりました。」とのコメントをいただきました(hiraさんコメントありがとうございます)。MediaFireのブログも最近ちゃんと読んでなかったです。進歩に追いついてませんね(^^;。

というわけで、久々にMediaFireを触ってみました。
たしかに画面が大きく変わっていて機能がいろいろ追加されています。なんかいわゆるWeb2.0チックですね。今風のWEBサイトって感じです。

では、さっそく削除のやり方、やってみましょう。
まず、削除したいファイルのチェックボックスにチェックをいれて選択します。
200705291

そして、左側の「Delete Selected Items」をクリックします。
200705292

「本当に削除しますか?」というメッセージが表示されますので、「OK」をクリックします。
200705293

これで、削除が完了します。

以前は1クリックで削除でしたが、ファイルを選択するというステップが増えています。これは、機能がたくさん追加されてメニュー化されたので仕方ないですね。

メニューを見ると、「フォルダを作成する」とか「タグをつける」、「アイテムを移動する」といった機能が追加されています。フォルダをつくったり、タグをつけたりしてファイルをより効率よく管理できるようになったようです。たくさんのファイルをアップロードして保存されているユーザーにはとても便利になったんじゃないでしょうか。ボクはよく取引先とデータをやりとりするので「Email Selected Items」が簡便になったのがちょっとうれしいです。

他にも、画像データをアップロードすると自動的にイメージビューアーに登録されるようになりました。
200705294

Picasaのようにフォトアルバムチックに使えるかもしれません。

以前と比べてがらっと画面が変わったので昔からのユーザーは戸惑うかもしれませんが、直感的な操作なのですぐに慣れると思います。

どうやら落ち着いてサービス面に力を入れ始めたMediaFire。
この調子だといろいろ仕様も変更されていく気がしますが、また容量制限だけはやってほしくないですねw

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2007年5月20日 (日)

Rails勉強会@関西 第8回に行ってきた

2週間前の話になりますが、Rails勉強会@関西 第8回に行ってきました。
久しぶりに勉強会などに行ったので書こう書こうと思ってたんですが、あっという間に日が過ぎてました。最近時間の経つのが早いです。

Ruby関係の勉強会には初めていったんですが、けっこう人が多かったです。
やっぱり皆さん関心を持っているんだなあと実感しました。

セッションは結構初心者でもわかる内容のものだったと思います。ボク的に興味深かったのはRjbの開発者の方の解説とRake入門でした。

Rjbはこのセッションを聞いて初めて知ったのですが、RubyとJavaを相互変換するブリッジだそうです。Ruby上でJavaのクラスを利用できるわけですね。通常書くような処理では、Rubyだけでも十分パワーがあるので一見どう使うんだろう?と思いましたが、解説でも示されたようなPOIなんかをRubyから操作できるというのはとても便利な気がします。あと、Javaのインターフェースで提供されているサードパーティ製のシステムとも連携しやすいかもしれません。例えばSVF for Java Printのような業務系モジュールもRubyで操作できるかもしれないですね。

Rake入門はRakeとはなんぞやみたいな内容でしたが、これって結構資料がないので勉強になりました。Rakeとは、Ruby開発環境で定義されているmakeのようなもので、Ruby言語の表現でmakeの処理を書くことができます。基本的にRubyなのでイテレータを使った動的な処理を使ってタスクをつくることができるのはmakeと違いますね。あと、RailsでのRakeの使い方も少し紹介されていて勉強になりました。

ほうほうなるほど、と思っているうちにあっという間に終わってしまった感じでした。
勉強会の後、懇親会があったんですが、時間がなくて行けませんでした。せっかくRuby好きの方々が集まってらしたのに残念です。次回勉強会に参加したら懇親会も参加したいです。

あれですね。やっぱりたまにセミナーとか勉強会に行くのは新鮮な気持ちになります。
忙しくしてると、そういう気持ちを忘れがちなので努めてそういうイベントには参加したいです。

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2007年5月16日 (水)

ピクトさんはかわいそう

昨日、待ち合わせで時間に余裕があったので本屋に立ち寄ったら、この本が平積みだったので目にとまりました。

ピクトさんの本 Book ピクトさんの本

著者:内海 慶一
販売元:ビー・エヌ・エヌ新社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

久々に立ち読みしながらニヤニヤしてしまう本に出会いました。
いわゆるピクトグラムをテーマにした本で、標識なんかでおなじみの人形(通称ピクトさん)の写真とおもしろい解説が絶妙です。

注意標識なんか街中で普通に見過ごしていますが、考えてみればたしかにピクトさんはひどい目に逢っています。たくさん列挙してあるのを見せられると余計にそう思います。ピクトさんは極端にデフォルメされているので表情で危険を表すことができず、大げさなアクションでアピールしているのもよけいかわいそうですね。ほんと考えれば考えるほど、かわいそうな人に思えてきます。

著者の方は日本ピクトさん学会を主宰されているようです。
ピクトさんは奥が深そうですね。とりあえずボクはあと2,3回本を読んで笑ってからピクトさんについて考察してみようと思います。

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2007年5月 8日 (火)

BlackBerryアプリが.NETで開発可能に

BlackBerryソフト向けプラグイン,.NET環境で登場

BlackBerryといえば、海外のビジネスマンご用達の携帯端末ですが、BlackBerry向けアプリケーションを.NETで開発するための「BlackBerry Plug-in for Microsoft Visual Studio」が発表されたとのことです。

日本人でBrackBerryを愛用している人はまだ見たことがありませんが、海外ではかなりのユーザーがいるそうです。ハワイとか行くと海岸でみんなポチポチやってるそうですよ。日本ではNTTドコモが提供しているようですが売れ行きはどうなんでしょうか?W-ZERO3EM・ONEの人はたま~に見かけます。

ボクはといえば、しょっちゅうノートパソコンを持ち歩いていることもあり、携帯端末の必要性をあまり感じていません。実は携帯電話というやつもボタンが小さいので苦手です。メールとかネットのアドレスとか、ちまちま打つのが億劫です。とうてい女子高生とは話が合いません。

そんな感じで携帯端末とはあまり縁がないのですが、一方で携帯端末の進歩には非常に興味があります。特に日本のは独特だからチェックしてて面白い業界でもあります。特に携帯電話がすごいですよね。携帯電話の機種について全国民的に関心が高い国ってのも珍しいんじゃないでしょうか。

日本ではやはり携帯電話の多機能化による汎用携帯端末が発展していくんでしょう。あくまで「携帯電話」でないとユーザーの感心は得られないでしょうし、サイズも二つ折り携帯のサイズより大きくなるようではダメだと思います。あと、キーボードのようなたくさんのボタンもNGでしょうね。そういう高い敷居をどう各メーカーがどう乗り越えるのかが今後の見物ですね。

今CMやってる三菱の携帯電話インターフェース
これなんか未来の携帯端末を予感させます。ニンテンドーDS的ですね。
こういった試行錯誤がどういった形に落ち着くのか。ボクでも楽に携帯メールができる端末が早くできてほしいです。

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2007年5月 7日 (月)

IT業界にネコの手はいらない

先ほどネットサーフィンしてましたら、「ネコの手も借りたいIT業界」なんてads広告が目に入りました。広告主はFind Jobでした。

IT業界にネコの手なんかいりません。
IT業界に不足しているのは「使える人材」であって、「仕事ができない人材」は恐ろしく余っています。その上にネコの手くらい使えないのを増やしてどうするつもりなんでしょうか。街角の広告なんかでも「PG、SE募集。未経験者歓迎」なんてのを見かけるんですが、そういうのに応募した人はどんなところで働かされるのか、未経験者の自称SEを採用した管理者はどれだけ頭を痛めるのか。おそろしくて想像したくありません。

「ネコの手も借りたいIT業界」。現場のニーズと広告の著しい乖離という点ではボクには虚偽表示と思えるくらいなんですが、しかし日本のIT業界のマクロな認識は悲しいことにそうなっているらしいです。IT業、特にシステム開発などがネコの手をたくさん集めれば上手くいくと考えられていることがそもそもの間違いなんですが、それを説明する派遣会社の営業はいませんね。これも悲しいですね。

「人と月が交換可能になるのは、多くの作業者の間でコミュニケーションを図らなくても、仕事が分担できる場合だけである」と『人月の神話』に書いてあります。

人月の神話―狼人間を撃つ銀の弾はない Book 人月の神話―狼人間を撃つ銀の弾はない

著者:Jr.,フレデリック・P. ブルックス
販売元:ピアソンエデュケーション
Amazon.co.jpで詳細を確認する

縫製工場の流れ作業みたいな単純労働の人員は作業が単純なため誰がやっても同じだから交換が可能で、作業人員を増やせばそれに比例して生産力が上がります。しかし、ソフトウェア開発のような知的作業においては、作業自体が複雑なのでそんなわけにはいきません。マトモな作業を完遂するためにはある程度の技術力や経験が必要なんですね。

つまり、ソフトウェア開発においては人員を補充したからといってすぐに生産性が向上するわけではありません。プロジェクトに新しく入った人は、「新しい仕事を覚えるための仕事」にしばらくは専念せねばならず、既存の人も「新しい人に仕事を教える仕事」が新たに発生します。「忙しいプロジェクトに人員を追加するとさらに忙しくなる」というのが本当です。

未経験者のPG、SEなどを募集するということは、ソフトウェア開発がベルトコンベアの流れ作業だという認識なのでしょう。この認識は明らかに間違っています。間違っていますが、今日の日本のIT教育、IT業界全体の主流を占めています。ほんと悲しいですね。

昔、大手のベンダーでPC端末のセットアップを指揮していたときのことですが、緊急で募集した「システムセットアップ経験あり」のバイトの兄ちゃんが1台のセットアップにえらい時間をかけている様子でした。聞いてみると2時間も同じ端末の前に座っているのだとか。どんなクリティカルが発生しているのかと聞いてみると、

「再起動のメッセージが出ているんですが、マニュアルに書いてなくてどうしたらいいのか・・・。」

こんなのはネコの手以下です。
人材募集のコピーはもう少し考えてもらいたいですね。

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2007年5月 5日 (土)

乱読のすすめ

小林秀雄の著作に『乱読のすすめ』というのがあります。
ずいぶん昔に読んだので内容をあまりよく覚えてないんですが、とにかく手当たり次第読んで読みまくる。それにひとつづつ順番に読むんじゃなく、同時に何冊も並行して読むと読書は面白い。みたいなことが書いてあったと思います。

特にそれを訓にしているわけではないんですが、ボクはだいたいいつも2~3冊並行して読んでます。だいたい読む場所によって本を変えています。机の上用、電車の中用、風呂で読む用と。机用は机の上に置きっぱなしだし電車用はかばんの中に入れっぱなしなので自然とそうなるってのがタネなんですがw

今は、『デッドライン』と『ソフトウェア職人気質』を読みなおしていて、余裕のあるときに『Linuxカーネル2.6解読室』を読んでいます。ちょっとソフトウェア系に偏りすぎているのでこういうのは乱読と言わないかもしれませんね。

まあしかし、こうやって複数の本を並行して読むのは昔から好きです。
なぜなら、そうやっていくと、それらの本をヒントに新しいヒラメキみたいのが起こりやすいからです。

本を読んでいる最中に、「そういえば・・・!」とかヒラメくことはけっこうあるんですが、乱読しているときのほうがそれが多い気がします。なんというか、2つの本の言っていることが頭の中で繋がったり、意味を足し合わせると前から疑問に思っていたことが氷解したりということがままあります。

先日も、電車の中でソフトウェア職人気質を読んでいると、急にデッドラインの一節が頭をよぎって新しいアイデアを思いつきました。そういうことが起きるとなんとも愉快な気持ちになれます。「オレ、本を読んでてよかったです。」と何かに感謝したくなりますねw

アイデアって何か思いつこうと思ってもなかなか思いつけないもの。
「乱読」は案外、アイデアの源泉なのかもしれません。

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2007年5月 1日 (火)

TIMEDOMAIN

先日、同じプロジェクトに参加している経営コンサルの方と打ち合わせ後の飲み会で話しをしているときに、「本当にいいものはなかなか普及しないよねえ」みたいな話になりました。

その方が昔、あるスピーカーメーカーの相談を受けたときに本当にモノはいいのだけど、その音質の良さが聴きわけられる人が少なく、普及させる手段を考えるのに苦労したんだとか。「オレは、あの音から癒しを感じるくらいすごいと思ったんだけど、周りの人に聴かせてもイマイチだったんだよねえ。形もかわってるスピーカーでね。丸くてジェット機についてる機械みたいな形でね・・・」

ハテ?それはなんだかボクがよく知ってるスピーカーに似ている気がする・・・
そう思ったので「メーカーの名前は何なんですか?」と聞くと、「なんだったか、ドメなんとか・・・」 「タイムドメインですか?」 「あー、そうそうタイムドメインだ。」

なんと!あのTIMEDOMAIN社!
ウチのメインPCのスピーカーでいつも仕事中のBGMを担当してくれているTIMEDOMAIN mini。そのメーカーのタイムドメインを知っている人がこんな身近にいたとは。かなり衝撃を受けたので酒を忘れて15分は他の人たちにタイムドメインとは、、みたいなウンチクを話したような気がします。その後でコンサルの方に「今度タイムドメインの人紹介してくださいよ~。ファンなんですよ~。」と何度もお願いしていたような気がしますが酔っていてよく覚えてませんw

最近メールマガジンが来るようになって、いろいろ情報が伝わってきているTIMEDOMAINですが、この連休も各所でイベントがあるようです。先日まで東急ハンズでデモだったみたいですね。コンサルの方が相談を受けたときは売れなくて困ってたみたですが、今は内外で高い評価を受けています。やっぱりわかる人にはわかるんですねえ。

ボクはスピーカーについては、ちょっとだけこだわりがあるんですが、TIMEDOMAINのスピーカーは、明らかに普通のスピーカーと音質が違うと思います。なんか上手くいえないですが、正直な音が出てるような。自然界で聴こえる音に近い音が出てるような気がします。特に生楽器の演奏なんかではそう感じますね。インストの曲なんかは、奏者の上手いところもトチってるところもはっきりわかる感じです。

でも、考えてみるとそういうことを聴きわけられる耳がある人じゃないと、こういうスピーカーの良さはわからないのかもしれません。ボクもTIMEDOMAIN miniを手に入れてから数年、ウチに来た友達に説明して聴かせてますが、本当に感激してくれたのは大学時代にバンドやってたときの仲間と、職場で知り合ったDJ兼サウンドクリエイターだけでした。コンサルの方と同じようなもんですね。

「いいものが売れるとはかぎらない」というのは世の常ですが、ボクは「それでもやっぱりいいものがいい」と思う性質で、だから儲からないんだみたいなところがありますwまあそれでもそういうこだわりがあるから仕事ができてる部分もあるわけで、タイムドメインのそういう話も親近感がもてるわけで、そういう事ばかりやってるといつか生活できなくなるでーと思いつつ、そういう気持ちを忘れたくないなとも思い、帰りの電車に乗ったような気がします。電車に乗ったのもよく覚えてませんがw

ちなみに、これがウチのTIMEDOMAIN mini。
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今、流れている曲は『望郷4』 - 中村好伸
高校の同級生で東京で活躍中のギタリストです。望郷の名のごとく懐かしい味わいのある曲ばかり。彼のストリングスの音色はTIMEDOMAINと相性がいいです。

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