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2007年3月 6日 (火)

たのしいRuby

たのしいRuby 第2版 Rubyではじめる気軽なプログラミング Book たのしいRuby 第2版 Rubyではじめる気軽なプログラミング

著者:高橋 征義,後藤 裕蔵
販売元:ソフトバンククリエイティブ
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Rubyの教科書というだけでなく、プログラミング言語の教科書という意味でも非常に完成度が高いです。とりあえずRubyを使うのに逆引き辞典的なものがほしいなあと思って購入したんですが、ちょっと読んでみて教則本としての完成度の高さに驚いたので最初からじっくり読んでしまいました。

プログラミング言語の教科書というのは、初心者にとって敷居が高いものばかりです。
なぜなら、プログラミング言語の教科書の多くはそのプログラミング言語の仕様や特長を中心に解説しているものがほとんどで、プログラミング言語に共通の考え方や技術などは、それを知っているのを前提として書かれているからです。

ですから、プログラミングの知識のない初心者が教科書を手にしてもいきなりプログラムのソースコードを読まされたり、解説に専門用語を山のように使われたりして、辟易することが常ですね。「このJavaのソースコードをC言語のコードに置き換えると・・・」なんて説明されても、C言語知らない人にはちんぷんかんぷんですよね。

『たのしいRuby』は、自称エクストリームライティングという手法で書かれたそうです。
エクストリームプログラミングの手法を取り入れたというわけでしょうか。それゆえか、Rubyの特長をわかりやすく紹介しているだけでなく、説明の中で登場する専門用語やプログラミング技術についても面倒がらず丁寧に解説されています。文章もなるべく簡単な表現を心がけている工夫があり、すんなりと頭に入ってくる感じです。

この本はプログラミングをこれから習得したい人に読んでほしいなと思いました。
Rubyはオブジェクト指向でスマートな記述でパワフルな言語であるということももちろんですが、この本ではイチからプログラミング言語についての正しい知識を身につけられると思うのでRubyを習得したあとに他の言語を習得するときにも助けになると思うからです。

プログラミング言語というのは非常にたくさん種類がありますが、各言語はプログラミング言語として共通の仕様を持っていることが多く、その共通部分についてしっかりとした知識を持っていれば、どんなプログラミング言語も「方言」程度に感じるようになります。そういうレベルになれば、新しい言語も仕様書とサンプルコードがあれば短期間に習得できるようになります。

しかし、そのレベルに到達するには散逸的な資料で知識を得たり経験と勘が多く必要となるのが通常です。こういうことについてまとまった文献は非常に少ないですね。

そういった中で、『たのしいRuby』の初心者を理解したアプローチは斬新でまさに「たのしくプログラミングが学べる」気持ちを読者に与える内容だと思いました。

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