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2006年11月10日 (金)

インターネットの敵

「インターネットの敵」に24時間抗議デモ - 17,000人が投票

Reports without borders(国境なき記者団)の記事によると、パリとニューヨークを中心としてインターネットトラフィックを検閲している国、いわゆる「インターネットの敵たち」に対して抗議およびオンラインでの反対投票を行うデモが行われたとのことです。中国、エジプト、キューバなどの国々では国家に批判的なブロガーを逮捕投獄しているそうで、このような問題を世界の人々に認識してもらいたい。ということで今回のデモが行われた模様です。

「インターネットの敵たち」としてあげられている国は、ベラルーシ、ビルマ、中国、キューバ、エジプト、イラン、北朝鮮、サウジアラビア、シリア、チュニジア、トルクメニスタン、ウズベキスタン、ベトナムの13カ国。この中で特に中国に対してはYahoo!が政府の検閲に協力しているとのことで、デモのオフライン行動の拠点となったニューヨーク、パリではYahoo!の本社前に抗議メッセージやオンライン検閲国の世界地図がディスプレイされたとのこと。さらにこのデモの間に記録された音声メッセージを提出するためYahoo!幹部とのミーティングが要求され、後日ミーティングが行われることになったとのことです。

Yahoo!の中国政府に対する検閲協力については最近、中国人ジャーナリストの逮捕に関連してYahooが政府にアカウント情報を提供していたという報道がありました。この他にもYahoo.cnでは政治的なキーワードの検索結果にけっこうフィルタリングがかかっていることが知られており、これらについての非難もあるかと思います。

政治、インターネット、言論の自由。これらについての検討は本当にバランスが難しいですよね。各国の政治事情によってインターネットの使われ方も様々です。特に中国のネット事情についてはボクも少し見識がありますので、いろいろ考えさせられます。言論の自由がデフォルトにある日本人や各国人からすると彼らは「インターネットの敵」かもしれません。ただ、短絡的に敵視するのみではなく価値観を共有できる路線はないのかなあと思ったりもします。「インターネットの敵」とされている国の国内では、インターネットに対する認識自体が言論の自由デフォルトな国々とは異なっているわけですから。

「インターネットの敵たち」を擁護するつもりはないんですけどね。無造作に敵対するこのも良しと思えない。結論がないですがそれだけ微妙な問題だと思うんですよね。

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