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2006年9月22日 (金)

ブロガーとしての付加価値

ボストン大司教が「最高位の聖職者ブロガー」に

安部総裁になったりタイのクーデターがあったり、株価が全面安だったりした今週でしたが、そんなネタはつまらないし、忙しくもあってブログ書いてませんでした。

が、今日はなかなか興味深い記事を見つけました。
和洋問わず聖職者と情報公開は無縁なイメージがあるんでこんなケースは想像もしなかったですが、なるほど考えてみれば「聖職者ブロガー」というのは注目を集めそうですね。日本のどっかの大本山の住職がブロガーになったら、檀家じゃなくても見たくなるってもんです。

ブログの内容としては日々の出来事が淡々と綴られるような感じです。まあ枢機卿という身分の人がどんなことをしているのかなんて一般庶民には検討もつかないことなのでこういう書き方のほうが人気を集めると思います。

ここでふと思ったんですが、ブログってWeb Logが語源なんですよね。Webはもちろんインターネットのことですが、Logとはコンピュータ業界では「動作記録」の意味があります。つまり、「行動をウェブに記録するソフト」がブログということが言えます。

ボクはブログを主に目についたニュースについて思ったこととかを書いていますが、それよりももっと身近な行動を書くのが本質に近いんじゃないかな。と思いました。まあ、今書いていることも「思考の動作記録」なんでいいんですが。っていうか、そもそもブログに何書こうが勝手なんですがねw

ブログを書く人、いわゆるブロガーには様々な職業や身分の人がいます。それぞれの立場で得られる情報をウェブ上に配信、蓄積していくことでウェブの情報化に貢献し、また新たな情報交流、情報構築のチャンスを得る。これがブログの楽しみ方かなあと思っていますが、もうひとつ「自分の立場の再発見」ということもブログを書くことによって得られることじゃないかな。と思います。

ボクも日々ブログを書き始めてから気付いたことなんですが、ブログを書く上で一番大変なのが「ネタ探し」です。知り合いの経営者の方々も数人ブログを書かれていますが、だいたいがネタ探しに悪戦苦闘しているということです。たしかに、毎日や週に一回でもブログを書くのはなかなか大変だと思います。でも、書かなければ廃れるということで無理にでもネタを考えるんですが、それではなかなか面白いことも書けず、モチベーションは下がっていくばかり。そんな感じでブログに嫌気がさしている方も多いように思います。

しかし、先のブログは日々のログである。ということを考えると、ほんとに日々「誰それに会った。」、「こんな仕事をした。」、「あんなメシを食った」という普段やっていることでいいということなんじゃないでしょうか。逆にそういう出来事の中に自分自身では気付いていない自分の職業、立場からくる独特の情報が味付けされているものです。

「普段やっていること?」と考えると、サラリーマンなら「朝机に座って、夕方帰る」くらいしか考えられない人もいると思います。それは普段の生活が自分にとって当たり前すぎて「立場の活用」ができていないということでしょう。どんな人でもその人の立場があって、それはある人から見れば珍しく、楽しそうなことかもしれません。そうかもしれない、という意識を持って自分をある程度客観的に見れば、自分のポジションの特徴が見えてくるはず。それが見えるだけでブログに書くネタはたくさん発見できると思います。

ボクは業界的にはどこにでもいるシステムコンサルタントですが、業界の外に出れば「なんだかよくわからないけど、パソコンに詳しい人」です。「パソコンに詳しい」ので「パソコンのことを詳しくない人向けに」書こうと思ったときに、ブログのネタには困らなくなりました。実際、コンピュータ技術の解説記事にアクセスが集中している傾向があるので、ニーズも捉えているようです。

結論、ブロガーとしての付加価値が高い人は、自分の付加価値がよくわかっている人。ということなんじゃないでしょうかね。ブログのネタに困ってる人は一度、自分ってどんなヤツなんだろう?と考えてみるといいかもしれません。

んー、書きながら思ったけど、これをもっと詰めていけばブログの書き方講習とかができるかもしれん。。。ブログが書けなくなった人、お安く相談に乗りまっせw

最後に、聖職者ブロガー ショーン・オマリー氏の「枢機卿」という身分が気になったので調べてみました。枢機卿は教皇に次ぐ身分だとか。ものすごい位の高い人なんですな。枢機卿と聞いて思い出すのが、『三銃士』に出てくるリシュリュー。彼はルイ13世期に宰相を務めていた人で、三銃士の中ではもっぱら悪巧みの親玉でしたが実際にはルイ13世の治世に貢献した大政治家でありました。彼は私欲なく政治に務めた偉人ですが、その厳格な政治執行には、市民にとって酷なものもあったかもしれません。『三銃士』の作者アレクサンドル・デュマはそこを嫌ってリシュリューを悪役に仕立てたのかもしれませんね。

もしリシュリューの時代にブログがあって、彼がブロガーだったら『三銃士』中での彼の役割は変わっていたかもしれませんね。

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