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2006年8月 7日 (月)

口コミとは?

先週末に北九州まで行ってきました。
ちょっとイベントでペラペラしゃべってきたんですが、最後に「お客さんに抽選でサイン入りガイドブックをプレゼントするので、サインしてください。」と言われましてね。サインなんて生まれてこの方書いたことがなかったので軽くあわてました。
他の方々は手馴れた感じでスラスラっとかっこいいやつ書いてはったんですが、ボクだけ宅急便の署名欄みたいに漢字で。全体のバランスをえらく崩していたもんです。

あれもらった方。ボクだけダサくてすみません。
まあでも次にまたサインする機会があるんかしらと思うとサイン練習する気にもならないんですが(笑)

ドコモPR用「SNS」 10日で「炎上」

以前、バイラルという記事で口コミマーケティングについて書いたんですが、典型的な失敗事例ができましたね。マーケティングの仕掛けとユーザーのニーズが全くかみ合わなかったということにつきると思いますが、ここから学べることは多いように思います。

ズバリ何が悪かったんでしょうか?
ボクはやっぱり管理者がレスポンスしなかったのがまずかったと思います。
ああいうタイプのコミュニティに書き込むユーザーはなんしかレスを楽しんでいるのだと思います。特に、Docomoの新サービスについてDocomoがリリースするコミュニティとなると、ユーザとしては付加価値の高い情報を期待するか、Docomoとの何らかの情報交流を期待するはず、それなのに管理者(=Docomo)から何のレスもない。これは、ユーザーとしては見事に期待を裏切られた形だと思います。

そして、コントロール失敗のツケをくらった。非難の嵐によりコミュニティ閉鎖。
これはブログやSNSで特別の出来事ではなくて、掲示板が主流の時代からままあったことですよね。Docomoでこれを企画した人はこれらを踏まえてリスクヘッジを考えていたんでしょうか?

どうもこの企画は「コミュニティ立ち上げて最初何人かが書けばあとは勝手に盛り上がるんじゃないか」くらいの考えだったように思えます。でも実際はそうじゃなくて、この手のサービスを左右するのは、管理のマメさじゃないでしょうかね。

この事例から思ったのは、バズマーケティングにまず必要なのは「本気」ではないかということ。「本気」が「誠意」を生み、誠意が「共感」や「感動」を生む。それがネットユーザーの行動契機となり、ブームなどのアウトプットができるんじゃないでしょうか。「一人の想いが世界を動かす」いかにもインターネット的なマーケット動向だと思います。

そう考えると、バイラルネットワークは個人や少人数の活動に有利だと思えます。大企業でいろいろな利害が関わって折衷された焦点があいまいになりがちな企画では利用価値が低いんじゃないでしょうかね。その場合は、タレントを使ったテレビコマーシャルやチラシ広告のほうがリスクが少ないと思われます。

バズマーケティングは失敗するとリスクが大きいという点では「難しい」と評価できると思います。しかし誠意をもってちゃんとやればとてもアドバンテージが大きいとも言えます。大企業の企画のみなさん、どっかのITベンチャーの「Web2.0セミナー」で聞きかじった横文字を並べただけの企画書なんかやめて、ネットの現状をよく見てユーザーのことをよく考えた「本気」の企画を考えることをおススメします。

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