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2006年8月31日 (木)

Googleデスクトップ - ドル円レートを表示してみる

このガジェットの最新版はこちらです

先日書いたGoogleデスクトップですが、サイドバーがあるデスクトップにもだいぶ慣れてきました。っていうかなかなか使い勝手がいいです。ボクは予定をよく忘れるのでタスクリストやスクラッチパッドなんかが重宝してます。

で、ちょっとほしいなと思った機能があったので、さっそくガジェットを作ってみました。
ドル円の為替相場レートを表示するティッカーみたいなもんです。
表示はこんなかんじ。

Scjpyrate

以下のアドレスからダウンロードすることができます。
http://www.bathtimefish.com/gg/jpyrate/JPYRate.gg

起動すると、10分おきにドル円レートを更新します。値はロイタージャパンから取得しています。

以前はtinyeyeというティッカーを使っていたんですがどうせサイドバーがあるならそこに表示したいなと思ったのでつくってみました。

SDKを使ってつくってみた感想としては、思ったよりお手軽にできるなあと思いました。WSHの拡張なので、本格的にこだわったことをしようかと思ったら面倒なことになると思いますが、これのように機能を小さく限定してちょっとしたものならすぐに出来そうです。SDKに入っているDesigner.exeという開発環境もシンプルでそういう意図だと思います。

こうやって思いついたことをチャッチャと作れる環境はいいですねえ。
Googleガジェットは肌に合いそうなのでまたなんか思いついたらつくりたいです。

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2006年8月30日 (水)

情報流出マーケティング?

「Windows Vista」の価格情報がネットに流出,カナダのMSサイト

450ドルですか。そんなもんかもしれませんねえ。
まあ、ベータ版も触ってないし、ろくにスクリーンショットもみてないので発売当初には買わないと思います。しかし仕事で対応するケースも多くなってくるでしょうからVistaは早めに買わないといけないなあと思っています。まあ、個人的にはSP1が出るくらいまで様子をみたいところなんですがね。

それはさておき、この記事をみたときにちょっと想像力が働きました。どうやら価格情報が流出したのはMSの不注意によるものだということですが、もし、これが意図的に流されたものだとしたら面白いなと。

市場的には価格情報を事前に公開し、価格に対する意見を抽出することでユーザの評価を調査することができます。高い、安いの評価やそれにまつわる付加価値要望などをブログ等から吸い上げ、製品に反映することは可能なんじゃないでしょうか。あくまで「非公式」な情報なので、出荷価格を変更したところで余計なタテマエなんかを考えなくてすみます。

それに、なんといっても「情報流出しちゃったぁ!」というスタイルはユーザーの心を非常につかみ易いと思います。ネタ的にとても興味を惹きやすいので、ある程度関心のあるユーザーならばこのネタに関しては積極的に議論するでしょう。結果的に分析精度が高くなるかもしれません。

まあ、全部仮定の話なんですがね。しかしこう考えると情報流出も捨てたもんじゃないなと思えますがボクだけ?でも、今回の価格流出でMSが被った被害というのは何なのかと考えると、別にないような気がします。考え方にもよるかもしれませんが、「ちょっとミスって流れちゃったよ、テヘ!」ぐらいの気持ちなら失うものはないように思えます。

反面、この価格に対して少なからずレスポンスが得られるということのほうが意味が大きいと思いますが。

『マーケティングに情報流出を活用!』こんな本出ませんかねえ?
マーケッターの方、誰か書いてみませんか?少なくともボクは買いますよw

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2006年8月29日 (火)

googleデスクトップを使ってみる

昨日まで実家に帰っておりました。
久々にのんびりした時間を過ごせた気がします。田舎は涼しいのでよく眠れました。食べ物もおいしいし、やっぱり年をとったら実家で過ごすのが一番かなと思ったりします。

Googleデスクトップは前から気になっていたんですが、あまりデスクトップ上に余分なものを置きたくなかったので今まで使っていませんでした。でもまあ何事もやってみないとわからんなということで最近公開されたGoogleデスクトップ4日本語版をインストールしてみたんですが。

思ったより便利です。
メイン機能であるデスクトップ検索はあまり使ってないんですが、ガジェットのちょっとした機能が使いやすいです。ガジェットとはGoogleデスクトップの拡張機能で、カレンダーとかタスクリストといった小さな機能をサイドバーに実装できます。ボクはメーラーはThunderbirdを使っているので、Thunderbird拡張機能のMinimizeToTrayを入れて、Thunderbirdをタスクトレイに常駐させ、Googleデスクトップのメールガジェットで新着メールを見ています。タスクリストやスクラッチパッドもちょっとしたときに便利ですね。

あと、Googleデスクトップ4のリリースと同時にガジェットのSDKが公開されました。これによってガジェットの自作ができるようになったようです。言語はJavaScriptまたはVBScriptだそうです。つまりWSH準拠ってことでしょうか?UIはXMLで定義するみたいですね。なかなかおもしろそうです。ガジェット開発とか一回やったらハマりそうだなあ。

というわけで、もうちょっと使い倒してから気の向くままにガジェットなど作ってみたいと思います。

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2006年8月24日 (木)

情報漏えい対策のゆくえ

総務省が特定のファイルをネット上から消滅させる技術の開発を計画

記事では「一歩間違えば国家による情報流通のコントロールのような感じがしなくもなく、なかなかキワどい政策だ。」と締めくくられていますが、そこまでのものなんでしょうか?情報漏えい防止のための符号(目印?)がユーザー任意で付すことができる仕組みであれば、問題がないと思いますが。情報漏えい対策について、選択肢がひとつ増えるという意味ではむしろ歓迎すべきかも、くらいに思います。最近、検閲大国中国のネット事情をウォッチしているのでマヒしちゃってるのかもw

強制力の強い情報漏えい対策は情報規制につながるので、まずいと思います。しかし、情報漏えい対策自体はツールとして様々なものがあったほうがいいと思います。実際に管理上そのような対策を施さないといけないケースは存在するし、ケースによっていろいろな方法を選択できればよりよい結果が得られる可能性が大です。

インターネットで先進的なサービスを展開したがる割に日本では情報漏えい対策が遅れているような気がします。ここまでネットが社会に浸透している今日では、もっとセキュリティが施されていて当然だと思うのですが。

一ネットユーザーとしては、強制力の強い対策が登場して、ネット上の自由がなくなるという懸念は当然あります。しかし、それを恐れるあまりその部分だけ拡張解釈して批判のみしてはセキュリティ技術の向上が遅れていくこともあります。10年前のインターネットと違うんだから状況と内容を見極めて判断すべきですね。

他方、総務省がどんな技術を開発しようとしているのか詳しくはわかりませんが十分にニーズを考慮したものをつくってほしいです。個人的には様々なシステム上に実装が容易でシンプルなものがいいと思います。ソースはクローズなものであってもいいけど公開はオープンに。それが普及のカギのような気がします。

まあ、2,3年でどこに行ったかわからなくなるような中途半端なものだけはつくってほしくないですね。

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2006年8月23日 (水)

玄箱 - カーネル2.6にしてみる

玄箱Debianはカーネル2.4なんで2.6にしたいところなんですが、普通の方法ではカーネルアップデートはできません。
でもその方法を編み出している方がいらっしゃいます。ほんとすごい人たちですよねえ。

ここでは、http://www.genbako.com/install-new-kernel.sjis.txtの方法に従ってカーネルを2.6にしてみます。カーネル2.6にするにはsargeが必須です。玄箱 - sargeにアップデートしてみるとか参考にしてsargeにしてください。

まずは、wgetでカーネルイメージとモジュールをダウンロードしましょう。

---
# wget http://www.genbako.com/kernelimage-2.6.18-rc2-kuroHG.tgz
# wget http://www.genbako.com/modules-2.6.18-rc2-kuroHG.tgz
---

玄箱と玄箱HGのイメージが違うので注意してください。
ここではHGのやつをダウンロードしています。
2.6.18-rc2は現時点で最新バージョンです。

次に/bootに移動します。

---
# cd /boot
---

ここでカーネルイメージを展開します。

---
# tar xzvf /home/user1/kernelimage-2.6.18-rc2-kuroHG.tgz
---

再起動します。

---
# reboot
---

再起動後接続すると、カーネルバージョンが以下のようになっていることを確認します。

---
Linux ATOLL 2.6.18-rc2-kuroboxHG #10 Fri Jul 21 21:21:35 JST 2006 ppc GNU/Linux
---

module-init-toolsをインストールします。

---
# aptitude install module-init-tools
---

/lib/modulesに移動して、カーネルモジュールを展開します。

---
# cd /lib/modules
# tar xzvf /home/user1/modules-2.6.18-rc2-kuroHG.tgz
---

depmodを実行します。

---
# depmod -a
---

これでカーネル2.6完了です。
イメージを展開するだけなんで簡単ですよねえ。ありがたやありがたや。

次回から玄箱をサーバ用途で使うための構築方法を紹介できたらいいなあくらいに思ってます。

[以下はatab0uさんのコメントをうけて2006.10.3に追記しました]

カーネル2.6化後の玄箱では、EM化するための例のコマンド

---
# echo -n "NGNG" > /dev/fl3
---

は効かなくなるようです。(atab0uさんご指摘ありがとうございます)
いろいろ調べた結果玄箱の覚書さんに手法が掲載されていましたので、参考に実証してみました。(実証環境は本記事で導入したカーネル2.6.18-rc2です)

カーネル2.6化後のEM化は以下のコマンドになります。

---
# echo -n "NGNG" > /dev/mtdblock2
# reboot
---

いつものことですがDHCPのないネットワークでEMモードになった場合、IPアドレスは192.168.11.150などになっていることがありますので注意しましょう。

どうしてもIPアドレスが探れない場合は、玄箱のファームアップデートソフトを起動するとEMモードの自動検出が行われてIPがわかるかもしれません。

EMからの復旧は以下のコマンドになります。

---
# echo -n "OKOK" > /dev/mtdblock2  
# echo -n "OKOK" > /dev/fl3
# reboot
---

EM化コマンドでは意識がなかったんですが、/dev/fl3もいつのまにかNGNGになってたので/dev/mtdblock2への書き込みだけでなく、/dev/fl3への書き込みも必要でした。

rebootコマンド発行後、ハードディスクはスピンダウンしますが、Powerランプが点滅したままで電源がうまく落ちないことがあります。
その場合は、電源長押しやコンセントを抜くなどして落としましょう。

また、玄箱の覚書さんのサイトに紹介されている「リセットボタンを押しながら電源を入れるとLEDが全て点滅してEMモードになる」という手法も試してみましたが、ボクの環境ではLEDは点滅しましたがうまくEMになりませんでした。こちらは環境によって微妙なのかもしれませんね。

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2006年8月22日 (火)

黒酢スタンド

“飲む酢”人気 首都圏にドリンクスタンド

黒酢バーですか。いいですねえ。
今日は淀屋橋の京阪ジューサーバーでミックスジュースを飲んできましたが、果実酢や黒酢なんかも置いてあったらいいですね。ジューサーバーは大阪が本場じゃないですか。ぜひどっかやってください。

最近は疲れたときにコンビニに寄ったらよく黒酢を買います。
いろいろ買いましたが伊藤園の黒酢で活性が最近好きです。伊藤園は野菜ジュースのシリーズも好きですよ。いいものつくりますね。タマノイのはちみつ黒酢ダイエットもおいしいです。

なんか疲れてぼんやりしているときに飲むと目がさえるというか、頭がはっきりしてきます。酢は身体の疲労物質を分解するといいますが、それで元気になるんでしょうか。けっこう即効性がある気がします。サラリーマンやってたときは昼ごはん食べた後眠くなるので売店から酢飲料を買ったりしてました。コーヒーとかより効き目があるように思います。

最近暑いのでバテ気味だからちょっとボトルで買い込もうかな。

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2006年8月18日 (金)

テストの点は金で買えるか?

高額納税者優遇 子供の入試に得点加算 福建省の市

福建省ショウ州市は、私営企業の高額納税者の子供を対象に、高校の一般入試の得点を20点加算する政策を始めたそうです。300万元以上の高額納税者の子供が+20点の特典を得られたそうですよ。ほんとすげえな中国は。

要は金が全てだということなんですね。福建省というところは、華僑を多く出している地域でもあり、中国の中でも特にそういう意識が根付きやすいところだとは思うんですが、なんともステレオタイプです。つーか政策として公然と「教育」という要素そのものを無視しているところが潔いというか、すごいですね。「金儲けが悪いことですか!」と叫んで逮捕された人なんかにとっては、こういうところが理想郷なんでしょう。

ショウ州市では他にも、有料道路を2年間無料にするとか、私営企業者に対しての優遇策を打ち出しているようですが、これらの背景としては、市内から資産が流出することを避ける狙いがあると思います。高額な税金の納付を課せられた経営者としては、当然税金を納めたくないわけで、「税金払うくらいなら香港あたりに財産移動してやるわ~」とかなるはずです。市としてはそれは困るわけで、とにかく税金を払ってもらうための苦肉の策と言えるかもしれません。まあたしかに、これくらいしないとケチな金持ちは見向きもしないかもしれませんな。

日本ではこういうことは「あり得ない」ってレベルで受け入れられないでしょう。「教育」という分野は聖域視されていますからね。しかしタテマエや理想論は別として、「本音」ベースで言うと、ある意味本質を突いた政策なのかもと思ったりもします。「テストの点は金で買えるか?」日本でも数年後に議論してみると面白いかもしれませんね。

「金持ちが特権を持つのは仕方がない」と言う中国中流のあきらめの声というのも興味深いです。あきらめなんでしょうか?今の中国の空気を肌で感じてみると、それが当たり前という社会になっているような気もします。ともかく、この政策も中国人の金儲けに対する意識を煽るものになるでしょう。中国の経済活動も活性化のスピードは益々速くなるという判断材料になるかもしれません。

中国の経済が加速する中で生まれる中国独自の経済進化のゆくえと、貧富の差が広がっていく中でも社会構造や文化の変化。これはとても興味深いです。できれば近いうちに上海あたりに行きたいもんです。

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2006年8月17日 (木)

Googleは何が言いたいのか?

グーグル、「ググる」の使用に難色

今の時点でGoogleがこのような動きをみせるのは、ちょっと意図を測りかねますね。
商標保護についてGoogleはどのような戦略をもってるんでしょうか?Googleが一般名詞となることについて、どのようなデメリットを想定しているんでしょうね?

日本の商標法でも、登録商標が普通名詞化してしまうと、商標権の保護の対象とはなり得ないことがあります。正露丸のケースは典型的な例ですね。正露丸のケースでは他社が「正露丸」という名前の商品を販売してもいいことになってるわけですが、Googleも同様に「Google」という名前の他社のサービスが乱立することを恐れているんでしょうか?なんかそれは違うような気がしますよね。GoogleはGoogleの検索サイトで検索をするからGoogleなのであって、それはユーザーに周知の認識だと思います。

もしも、ビジネス的なアピールとして「Googleは知的財産もちゃんと考えて営業しているのよ。だからあんまり好き勝手やらんといてね~」とかいうことだとしたら、それは逆にユーザー心理へのケアが足りないような気がします。そこは、記事にあるようなブロガーの反応を見ても一目瞭然ですよね。ユーザーサイドから見ればgoogleが動詞として辞書に登録されたことにしろ歓迎すべきことであって、当然Googleもそれを喜ぶと思うでしょうから。この点をポジティブに考えてマーケティングせず、逆に水をかぶせるような発表となるとユーザーサイドでは不満が起こるのは当然だと思います。

この視点から考えると、今回のコメントは株主や関連企業、政府機関などを意識したものかもしれませんね。上層経営者の意識からすると、「知的財産の保護とかちゃんと考えてないんじゃないの~?」と投資家や政府関係者に思われることは避けないといけないのかもしれません。なんせGoogleはネット上の一検索サービスであるのと同時に進退が世界情勢にも影響を及ぼしかねない企業なのですから。ここでGoogleが手放しで喜んだ結果、株価が下落したなんてことになったら大変ですからね。それにGoogleはアメリカや日本などの商標、著作権に関してある程度オープンな指向を持っている国のみにサービスを提供しているわけではない、ということも留意すべきでしょう。

まあ諸説が言うように、そうはいってもGoogleの普通名詞化の流れは止まらないはずで、当のGoogleもそれがわかっているはずです。わかってて言ってるんだろうから、やっぱり「ちょっとは自制をきかせてよね」って言いたいだけなんじゃないでしょうか。

そうであってもなくても、ユーザーサイドにもうすこしケアが必要な気がしますね。「調子こいてんじゃね?グーグルのやろう」とか思われてまったく思わぬところで足をすくわれるかもしれないですから。後日なにかパブリックコメントでも出してユーザーの理解を得ようとする態度も必要かと思います。

個人的にはそんなことより、百度がGoogleっぽいデザインだということのほうが気になっています。これは別になにが悪いってわけじゃないんですが、なんとなくね。

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2006年8月16日 (水)

SuseLinuxとThinkPadらしい

SUSE Linuxを搭載したThinkPadが登場へ

つい先日、Linux入りのThinkPad!?という記事を書いたばかりですが、もう発表とはLenovoの動きは早いです。

SUSE Linuxということは、ワークステーションはもちろんのこと、ある程度ホームユースも狙っていくつもりなんでしょうか?プリインストールされるソフトウェアも気になるところ。しかし、Linux+ThinkPadってのは、イメージ的に堅牢そうですねえ。出張の多いネットワーク系技術者なんかは欲しいところじゃないでしょうか。

T60pってことはハイエンドな用途に使えということか、設計上の理由なのかわかりませんが、なかなかニッチなところに食い込める製品になるかと思います。本格的に仕事で使えるLinuxモバイルを待ち望んでいる人は多いと思いますし。

そういう意味で「Lenovoはニーズをうまくとらえているなあ」と中国に詳しい友人に話したところ、「そりゃ買いかぶりすぎだ」と言われましたw「中国企業はほとんどが社長の独断で決裁される。Lenovoの社長は中国社会科学院出身だから、政府関係筋から判断したんだろう」とのこと。なるほど、以前書いた記事と大筋は変わらないんですな。

中央政府ではLinux推進の動きも盛んだそうで、今回はその流れの一環と考えるのが妥当のようです。しかし政府内には親MS派もあるらしく、以前の記事の時点では計画倒れになるんじゃない?というのが予想だったので、こんなに早い発表ってのをもひとつビックリしたって感もあります。

気になるのは、そういうトップダウンな流れで製品化が決定されたってことで、ちゃんと製造計画がうまく運んでいくかどうかが一抹の不安です。開発現場が「Linux入れんの!?まじでー!?」ってなってたらってことを思うとちゃんとバグのない製品が出来上がるかどうかが心配ですね。ただでさえ指紋認証とかRapidRestoreとかややこしそうな機能がついてるThinkPadのデバイスを制御するアプリ群が移植できるのか?ファーストロットでバグを多発して「伝説の名機」にならないか?個人的に思い入れのあるThinkPadブランドだけに、ちゃんとやってほしいです。

そんなこんなも含めて、ぜひお目にかかりたいLinux ThinkPad。発売はいつになることやら。店頭に並ぶようなことがあれば絶対見に行きますが、買うかどうかはわかりませんw

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2006年8月14日 (月)

東京大停電!?

/.Jのニュースで知ったんですが、本日7:38から、東京千葉を中心に約80万世帯で停電が発生したようです。大規模ですな。/.Jでは10:44分に復旧との記載があったのでかなり長時間にわたったようです。

東京電力ホームページの発表によると、「江戸川区南葛西と千葉県浦安市の間で流れる旧江戸川を横断する江東線(27万V)で、クレーン船の接触による送電線の損傷によるもの」と思われるとのこと。どうも事故のようです。しかし東京のような大都市でそんなに長時間の停電が起こったらほんとパニックになりそうなんですが。電車とかどうなったんでしょうね?まあ大阪でも大変なことになるでしょうけど。大阪は東京より人口少ないですが、クレームは東京以上に発生すると思います。言ってなんぼの大阪人。

コンピューターを扱う者にとって、停電ってのはまさに天災。最も恐ろしい災害かもしれません。苦労して何時間もかけて作ったプログラムをセーブしていなかったばっかりに、停電で消えたなんてことは今までの人生で1回や2回じゃないです実際。今なんか保存ボタンですぐセーブですが、コマンドラインでセーブコマンド打ってフロッピーに保存なんて時代はね、ついついセーブなんて忘れちゃうんですよめんどいし。雨乞いのように、停電しないようにって神を祀りたい気分にもなりましたね。

まあそうはいっても作成したデータの保存などは普段から気をつければいいんですが、最近はサーバーなどのハードウェアのほうで停電を気にする面が多くなったような気がします。サーバーとかの常時稼動しているハードってほんと多くなりましたからね。ホームサーバーなど家庭向けにもサーバー用途の製品が出回っている今日、UPSなどの製品も安価でお手軽なものがでてきているようです。

システム構築をする際なんらかのサーバを構築する必要がある場合は、必ずUPSを見積もりの中に入れます。これは常識的なことなんですが、先日あるクライアントさんに軽くびっくりされたことがありました。何でも他で見積もりを依頼している会社からはそのような提案が一切なかったとか。UPSやデータバックアップ対策といった仕様がシステム構築提案のどこにもなかったそうで、そんなことを説明したら「そういえばそうですねえ」と関心された感じでした。

なんとも微妙な気持ちになったもんですが、そういう想定ができないシステム開発者がいるのかなあと思うとさらに微妙な気持ちになります。UPSなんかは障害対策として最低限のものだと思うんですが、それさえも念頭になくシステムをリリースしようってことなんでしょうか?それってこわいことですよね。

一概に言えたことじゃないですが、システム開発者といってもソフトウェアの開発経験者とハードウェアの構築経験者とでは、考え方がかなり違います。ソフトウェア寄りの人は、アプリケーションの設計開発では有能ですが、障害対策や管理保守の考えが十分でないことが多く、長期的に見て弱いシステムを作る場合があります。ハードウェア寄りの人は逆にハードの組み合わせは上手いですが、ソフト開発の力が弱いのでパッケージに頼り切って使いにくいシステムを作ってしまう場合があります。そこから考えると、UPSが提案できなかった業者さんはソフト寄りだったのかなあ。と想像しちゃいます。

結局どちらにせよ、お客さんにとっては使いにくいものってことに変わりないのでダメなんですけどね。こういうことがないように、基本設計の段階ではハードソフト両方の知識がある人間が担当するか、どちらかに詳しい人々が叩き合ってシステムを構築することが大事ですね。これは、システムの規模の大小に関わらずやらないといけないことだと思います。

今日の東京の停電で、まだ復旧できていないシステムはあるんでしょうか?二度と起動できなくなったシステムはあるんでしょうか?あるかもしれません。
障害対策技術があまりなかった過去のシステムは別として、最近のシステムは停電ごときで死んでしまうようなことではダメです。システム構築において、開発の立場でも、依頼者の立場でもこの認識を持っておくことが大事ですね。

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2006年8月13日 (日)

玄箱 - 通信環境を整える

Debianのアップグレードも終わったので、今度はログイン環境などを整えていきます。

まず、telnetで接続して、tmp-kunアカウントでログインします。

---
Debian GNU/Linux 3.1 KURO-BOX
KURO-BOX login: tmp-kun
Password: tmp-kun
---

rootになります。

---
$ su root
Password: root
# id
uid=0(root) gid=0(root) groups=0(root)
---

idコマンドでもちゃんとrootになっているのが確認できますね。
次に、adduserで新しいユーザーを追加します。
アカウントはここでは user1 としておきますが、好きなアカウントを設定してください。

---
# adduser
Enter a username to add: user1
Adding user `user1'...
Adding new group `user1' (1001).
Adding new user `user1' (1001) with group `user1'.
Creating home directory `/home/user1'.
Copying files from `/etc/skel'
Enter new UNIX password: [パスワード]
Retype new UNIX password: [パスワード]
passwd: password updated successfully
Changing the user information for user1
Enter the new value, or press ENTER for the default
        Full Name []: Default User
        Room Number []:
        Work Phone []:
        Home Phone []:
        Other []:
Is the information correct? [y/N] y
---

passwdコマンドでrootのパスワードも変更しておきます。
rootなのでわかりにくいパスワードがいいですね。

---
# passwd
Enter new UNIX password: [パスワード]
Retype new UNIX password: [パスワード]
passwd: password updated successfully
---

ここで、rootとtelnetをexitしていったん接続を終了します。
そして、ふたたびtelnet接続して、今度は新しく作ったuser1でログインしてみます。

---
Debian GNU/Linux 3.1 KURO-BOX
KURO-BOX login: user1
Password: user1
---

rootになります。

---
$ su root
Password: [パスワード]
# id
uid=0(root) gid=0(root) groups=0(root)
---

tmp-kunを削除します。

---
# deluser tmp-kun
Removing user `tmp-kun'...
done.
# rm -rf /home/tmp-kun
---

現在、ホスト名はKURO-BOXとなっていますが、せっかくなのでこれも好きな名前に変更してみましょう。ごく個人的な趣味でATOLLと名づけます。

---
vi /etc/hostname
---

===
ATOLL  ← KURO-BOXの記述を削除して新しい名前に変更
===

hostsのホスト名も編集します。

---
vi /etc/hosts
---

===
127.0.0.1       localhost
192.168.1.100    ATOLL ← KURO-BOXの記述を削除して新しい名前に変更
===

次にSSHをインストールします。

---
# aptitude install ssh
---

質問にはすべてデフォルトで答えてOKです。

コンパイル環境を整えるためにgccもインストールしておきましょう。

---
# aptitude install gcc
Reading Package Lists... Done
Building Dependency Tree
Reading extended state information
Initializing package states... Done
Reading task descriptions... Done
The following NEW packages will be automatically installed:
  binutils cpp cpp-3.3 gcc-3.3 libc6-dev linux-kernel-headers
The following packages have been kept back:
  dhcp-client
The following NEW packages will be installed:
  binutils cpp cpp-3.3 gcc gcc-3.3 libc6-dev linux-kernel-headers
0 packages upgraded, 7 newly installed, 0 to remove and 1 not upgraded.
Need to get 9980kB of archives. After unpacking 32.2MB will be used.
Do you want to continue? [Y/n/?] Y
---

とても重要なコマンド、sudoもインストールしときます。

---
# aptitude install sudo
---

visudoでsudoユーザを追加します。

---
# visudo
---

===
# /etc/sudoers
#
# This file MUST be edited with the 'visudo' command as root.
#
# See the man page for details on how to write a sudoers file.
#

# Host alias specification

# User alias specification

# Cmnd alias specification

# User privilege specification
root    ALL=(ALL) ALL
user1   ALL=(ALL) ALL     ← この一行を追加
===

visudoで起動するエディタはviではなくnanoになっています。
nanoはviと違って書き込みは[Ctrl] + oです。

File Name to Write: /etc/sudoers.tmp

と聞かれるので、sudoers.tmpをsudorsに修正してEnter。

File exists, OVERWRITE ?y

とします。

終了は[Ctrl] + x。

次にFTPサーバ環境。
個人的にProFTPdはあんまり使わないので、違うものに入れ替えます。
ここではvsftpdを採用します。

---
# aptitude remove proftpd
# aptitude install vsftpd
---

/etc/vsftpd.confを編集します。

---
# vi /etc/vsftpd.conf
---

以下の部分を変更します。

===
anonymous_enable=NO
local_enable=YES            ← コメントをはずす
write_enable=YES           ← コメントをはずす
local_umask=022             ← コメントをはずす
ascii_upload_enable=YES     ← コメントをはずす
ascii_download_enable=YES   ← コメントをはずす
===

何かとよく使うwgetもインストールしておきましょう。

---
# aptitude install wget
---

ここでいったんexitして、telnetを終了します。
そして今度はSSHで接続してみましょう。

(*TeraTermを使用する場合、規定の文字コードをEUCにして、[setup]->[SSH Authentication] の keybord-interactive(SSH2) をチェックしておかないと正しくログインできない場合があります。)

SSHでログインできたら、以後telnetを開放しておく必要はないと思います。
telnetを止めるには/etc/inetd.confを編集します。

---
$ sudo vi /etc/inetd.conf
---

===
#telnet          stream  tcp     nowait  root    /usr/sbin/tcpd  /usr/sbin/in.telnetd
===

smtpも必要ないならここでコメントアウトしておいてもいいかもしれませんね。

とりあえずここまでで再起動してみましょう。

---
$ sudo reboot
---

再起動後はもうtelnetではログインできなくなってるし、ホスト名も変わっているはずです。

今日はここまで。
次は何しようか考えてませんが、思いついたらやります。

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2006年8月12日 (土)

夏といえば麦茶

いやもう暑い日が続きますね。
台風が来るかと思ったら来ないし、ジリジリ日差しがしんどいです。とくにウチは西向きの窓が一番大きいので午後3時くらいがマックス暑いです。約2時間程度クーラーの効き目がないです。さすがにこれでは仕事に影響するのでよしずを購入しました。

はっきりいって藁にもすがる感じだったんですが、ベランダによしずを立てかけてみるとかなりの効果がありました。涼しいですよ。魔の時間帯になっても窓をあけて扇風機でなんとか過ごせる感じです。これで打ち水でもしたらかなり快適かもしれません。日本文化は偉大だなあ。

そんな感じで日本文化に気を良くしたついでにもうひとつ。
ボクは麦茶がけっこう好きなんですよ。香ばしい風味も好きなんですが、夏の昼下がりに、こう日陰で麦茶を飲むっていうシチュエーションがなんかたまらないですね。子どもの頃、朝お母ちゃんがやかんで沸かしている麦茶がぐつぐついってる光景とか、なんかノスタルジーです。

今年から自分で麦茶を沸かして飲むようになりました。ペットボトルのやつとかよりやっぱ自分でつくるほうが気持ちよく飲めます。こういうことが楽しめるってのはもうええトシってことかもしれませんな。

麦茶を調べてみると、麦湯と呼ばれ平安時代から飲まれていたとのこと。暖かいのも飲まれていたんですねえ。暖かい麦茶もおいしいです。江戸時代には屋台でも売られていたそうです。屋台で麦茶ってなかなか風流でいいですな。つーか、外出してて喉が渇いたときに「自販のヒネったお茶じゃなくて、スタンダードなお茶が飲みたいんじゃー」と思うときがあります。そういうときに麦茶売りとかあったらそっち買っちゃいますよ。ほんとにあったらいいな。麦茶屋。

麦茶には体温を下げる効果があり、ミネラルも含まれているため、熱中症などに有効とか。麦茶と梅干というのが夏バテ防止に効果的だそうです。梅干はあんまり好きじゃないけど、なるほどちょっとは食べないとなって気分になりました。

要は水分と塩分をこまめに補給することが大事なんですね。最近熱中症で倒れたとかよく聞くので、そうならないように今日も麦茶を沸かしつつ、梅干を食べる努力をしようかと思います。

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2006年8月11日 (金)

Linux入りのThinkPad!?

LinuxプリインストールのThinkPadが近日登場?

まじすかこれ?
ThinkPadユーザーとしてはとても気になるところです。ウチのX41は先日いっしょに上海まで出張しましたしね。中国を見てきた彼としても弟分にLinuxが入るってのは気になるところなんじゃないでしょうか。そんな彼は今静かに充電中です。

ThinkPadにLinux入れて何に使うの?と思っちゃいますよね。しかしこれも中国独特の事情が絡んでるような気がします。

中国国内で売られているパソコンを買うと大体WindowsXPが入っているんですが、実はこれ、厳密な意味のプリインストールモデルじゃないんですよね。メーカーから出荷される時点ではDOSしか入ってないんです。そのパソコンを販売店で買うと、販売店のお兄ちゃんが、「WindowsXP入れますか?」って聞いてくる。販売店がWindowsをインストールしてくれるんですね。もちろん海賊版。

他にもOfficeやAdobeの例のソフトなど、言えばいろいろなソフトをインストールしてくれるんですが、もちろん全てが海賊版なんですよね。中国といえば違法コピーについては厳刑を摘要していることで有名ですが、一般の人々の違法コピーについての意識は「まずいってのは知ってるけどみんなやってるしいいんじゃない?」程度だと感じます。

大体においてタテマエと実情にかなりの差があるのが中国ですので、違法コピーの取り締まりも対外的なアピールのみ先行している感じですね。まあそうは言っても北京五輪が近づいている最近はちゃんと取り締まる動きがある模様ですが。

もしかしたらThinkPadのLinuxモデルもそういう流れの一環なのかもしれません。中国最大手メーカーのLenovoとしては「ちゃんとライセンスとか考えてますよ。ほらOSだって!」とアピールしたいのかもしれません。「Linuxのワークステーションはいってたら普通にインターネットとかOfficeっぽいことできるじゃん?Windowsじゃなくってもホームユースですぐ使えるでしょ?これでいいんだよ(by Lenovo)」ってことなのかもしれません。まあそれもそうなんですけどね。

実際は販売店でWindowsを上書きインストールされそうな気がしますが。

まあそれはさておきLinux搭載のThinkPadというのは純粋に気になります。
誰か買って画面のスクリーンショットでも公開してほしいもの。
搭載されるLinuxが紅旗Linuxならとても微笑ましい気持ちになれます。

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2006年8月10日 (木)

流儀も変化の時期かもしれない

顧客が違うと、ITサービスの仕事の“流儀”もこんなに違う

大変感慨深い記事でした。
「これじゃ主要顧客を見極めないと企業分析を誤るなあ、と認識を新たにした。」いやまったくその通りだと思います。

ほんと、金融・公共系と製造・流通系のITサービスってのは全然違いますね。現場にいるときはまるっきり「世界」が違うなあくらいに思ってたんですが、なるほど「流儀」が違うというのはいい言葉ですね。これからはそう言うことにします。

ボクはサラリーマン時代にSEとして両方の属性の現場を経験しました。金融はちゃんとタッチしたことがないですけどね。公共はけっこう長くやってました。

この記事の著者がおっしゃるように、公共系の場合はシステムの予算規模がデカく、ほとんど一任の状態です。経営的にはおいしい仕事ですよね。ITバブル時代にはITに寄った公共事業がたくさんあって儲かったもんですが、それが一段落すると、公共事業も予算枠の狭い細かい案件が多くなったり、1円入札なんかがあったりして開発要因が満足に確保できない中でむりやりシステムつくったりする悲惨な状態になりました。

営業もなんとか公共事業の担当とのつながりを保ちたくてあり得ない価格でシステム取って来る。もちろんそのあおりは開発現場が食らうわけですね。ちょうどこの時期に開発リーダーとかやってたんで、何度もプロジェクトマネージャーにキレた覚えがあります。

一方、製造・流通系は記事にある如く、結局お客の御用聞きみたいな商売でしたね。印象に残ってるのは「業務ノウハウに専門性が乏しいSEが甘い要件定義を行った案件は、片っ端から不採算となる。致命的な巨額の赤字案件はなくても、不採算案件の数が多いから、火消しに追われることになった。 」まさしくこれでした。新規開発以外は火消しばかりやってた気がします。お客さんにギャンギャン怒られてるマネージャーを尻目に明け方まで修正作業とかね。

製造・流通の開発現場にいて、不思議に思っていたことは、公共系に比べて設計書などの資料があまりまとまってなかったこと。これは、単に関わったベンダーの性質だったのかもしれませんが、なべて設計書等に時間をかけることがなかったように思います。あと、システムなんかでもモジュールの共通化やコード規約の標準化などがあまり意識されていなかったことも思い出にあります。これも記事にあるような「雑多な案件を受けるから専門的な業務ノウハウは蓄積しにくい。 」ということに関連するんでしょうか。

こうあらためて比べてみると、双方で共通するノウハウってのはおどろくほど少ないように思います。同じシステム開発なのに考えないといけないポイントがまったく違います。そのポイントってのは開発環境とかプログラミング言語とかじゃなくて、主にお客さん側の事情なんですよね。抑えておくポイントは、お客さんの仕事の内容であり、考え方であり、もっと ぶっちゃけると、喜びどころと怒りどころなんですよね。

記事は「2008年以降の事業イメージがなかなか見えてこない。」と言って締めてますが、たしかに現状のような開発業の体制では未来が見えないですよね。しかしシステム開発業を広い視野で捉えた場合、そうでもないと思います。

開発の現場では、当時はパッケージ開発が主流だったのに対し現在はアプリケーションフレームワークなどが充実し、適切な技術があれば迅速でバグの少ないシステムが開発可能になりました。さらに、取引先の企業などでもシステム部門等が設けられるようになり、取引先のIT知識のレベルが向上し、要求が具体的専門的になってきているので、開発ベンダーからすると会話がしやすい環境になってきていると思います。

こういう時代の変化を捉えて顧客対応なり開発プロセスなりを刷新して新たな事業モデルを作っていくことができれば、次世代のITサービスのやり方が生まれるでしょう。

具体的にどうやるかって?
それを言ったら商売になりまへんので(笑)

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2006年8月 9日 (水)

なつかしきターボシリーズ

米 Borland、Turbo(Pascal)への回帰

老舗Borlandを回顧できますねえ。
1990年代初頭の開発者にはTurbo Cなんか懐かしい名称じゃないでしょうか。かつてMicrosoftのQuick CとTurbo Cで開発者がバッチリ別れていた頃とか遠い昔のようです。C++ Builderのユーザーは今でも多いはず。

他にBorlandといえばDelphiがありますね。かつてはVisual BasicかDelphiかって派閥争いがあった感じですが、最近企業の開発なんかではDelphiを聞かなくなってきた感がややあります。Delphi扱ってるソフトハウスさんはけっこうあるんですけどね。個人的にDelphiはVBやC#なんかとは違った融通の利き方があていいなと思います。あんまり使ったことないけどね。

ボクはどっちかというとC派なのでBCC5.5が非常に気に入っています。細かいモジュールのカスタマイズとかコマンドラインアプリはIDEよりこっちのほうが直感的なんですよね。基本的にテキストエディタとコンパイラって組み合わせが好きなほうなので、秀丸とBCCとかviとgccとかが気分いいです。ちゃんと時代についていけてませんね。

BorlandのニュースなんてKylix以来はっとしたような気がします。
そういえばKylixって今どうなっているのかな?なんかその他のIDE製品として3行しか紹介されてないんですが。。。
イマイチってことですか?

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2006年8月 8日 (火)

コンピューターのかっこよさ

Defcon今年も開催されたみたいですね。昔から一度は行ってみたいイベントなんですが、ラスベガスはとおいな~。今年の様子はITProのBlackHat/Defcon Parties!という記事で詳しく紹介されています。

近年とてもフォーマルな場になっているみたいなDefconですが、その後のベンダー主催パーティーなんかが面白そうですね。くだけた感じでの技術者や企業間の交流ってのは何か面白いものが生まれたりする瞬間ですからね。酒の勢いがビジネスを加速する瞬間かもw

でもなんかおしゃれですよね~。ラスベガスでやるってのも粋な感じですが、クラブイベントなんかもサイバーチックでいいです。ほんと映画で出てくるようなハッカーのパーティーって感じで。そういうのをほんとにやっちゃうセンスとかいい感じだと思います。

ここに参加してる人たちも多くは仕事場に帰ると書類やファイルでゴミゴミなんだと思います。でもそんな人や、いわゆるオタクな人たちでもこういうイベントの場では自然に受け入れ、場に合った振る舞いができるのはえらいなと思いますよ。まずこういうとこにグンゼのTシャツとコンバットベスト&ケミカルジーンズみたいなかっこでいっちゃダメですよね。いや、自分のセンスを通す場と、空気を読む場は最低限見極めないとって言いたくなるような人はけっこういるんでね実際。

日本でもクラブとかでやるようなカッコイイITカンファレンスとかないですかね?あったらぜひとも行ってみたいです。会議室机とホワイトボードじゃなくてね、ブラックライトとウォッカトニックとCUIみたいな。もう夏なんでね、クラブイベント行きたい気分なんでね、なんかそういうのほしい気分です。

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2006年8月 7日 (月)

口コミとは?

先週末に北九州まで行ってきました。
ちょっとイベントでペラペラしゃべってきたんですが、最後に「お客さんに抽選でサイン入りガイドブックをプレゼントするので、サインしてください。」と言われましてね。サインなんて生まれてこの方書いたことがなかったので軽くあわてました。
他の方々は手馴れた感じでスラスラっとかっこいいやつ書いてはったんですが、ボクだけ宅急便の署名欄みたいに漢字で。全体のバランスをえらく崩していたもんです。

あれもらった方。ボクだけダサくてすみません。
まあでも次にまたサインする機会があるんかしらと思うとサイン練習する気にもならないんですが(笑)

ドコモPR用「SNS」 10日で「炎上」

以前、バイラルという記事で口コミマーケティングについて書いたんですが、典型的な失敗事例ができましたね。マーケティングの仕掛けとユーザーのニーズが全くかみ合わなかったということにつきると思いますが、ここから学べることは多いように思います。

ズバリ何が悪かったんでしょうか?
ボクはやっぱり管理者がレスポンスしなかったのがまずかったと思います。
ああいうタイプのコミュニティに書き込むユーザーはなんしかレスを楽しんでいるのだと思います。特に、Docomoの新サービスについてDocomoがリリースするコミュニティとなると、ユーザとしては付加価値の高い情報を期待するか、Docomoとの何らかの情報交流を期待するはず、それなのに管理者(=Docomo)から何のレスもない。これは、ユーザーとしては見事に期待を裏切られた形だと思います。

そして、コントロール失敗のツケをくらった。非難の嵐によりコミュニティ閉鎖。
これはブログやSNSで特別の出来事ではなくて、掲示板が主流の時代からままあったことですよね。Docomoでこれを企画した人はこれらを踏まえてリスクヘッジを考えていたんでしょうか?

どうもこの企画は「コミュニティ立ち上げて最初何人かが書けばあとは勝手に盛り上がるんじゃないか」くらいの考えだったように思えます。でも実際はそうじゃなくて、この手のサービスを左右するのは、管理のマメさじゃないでしょうかね。

この事例から思ったのは、バズマーケティングにまず必要なのは「本気」ではないかということ。「本気」が「誠意」を生み、誠意が「共感」や「感動」を生む。それがネットユーザーの行動契機となり、ブームなどのアウトプットができるんじゃないでしょうか。「一人の想いが世界を動かす」いかにもインターネット的なマーケット動向だと思います。

そう考えると、バイラルネットワークは個人や少人数の活動に有利だと思えます。大企業でいろいろな利害が関わって折衷された焦点があいまいになりがちな企画では利用価値が低いんじゃないでしょうかね。その場合は、タレントを使ったテレビコマーシャルやチラシ広告のほうがリスクが少ないと思われます。

バズマーケティングは失敗するとリスクが大きいという点では「難しい」と評価できると思います。しかし誠意をもってちゃんとやればとてもアドバンテージが大きいとも言えます。大企業の企画のみなさん、どっかのITベンチャーの「Web2.0セミナー」で聞きかじった横文字を並べただけの企画書なんかやめて、ネットの現状をよく見てユーザーのことをよく考えた「本気」の企画を考えることをおススメします。

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2006年8月 3日 (木)

玄箱 - sargeにアップデートしてみる

さて、今日は気になるネタがなかったので玄箱やります。
前回Debianを入れたので今日はアップデートしてみましょう。

ボクはstableで長く使ってたんですが、最近はどこみてもsarge使ってますね。
stableのパッケージリストに慣れてるからな~と思いつつ、ここはsargeでやってみます。

まず、TELNETでログインした後、rootになります。

---
$ su root
Password: root
---

初期のパスワードはrootのようです。
次に、aptをアップデートしてみましょう。

---
# apt-get update
Hit ftp://ftp.dti.ad.jp woody/main Packages
Hit ftp://ftp.dti.ad.jp woody/main Release
Hit ftp://ftp.dti.ad.jp woody/contrib Packages
Hit ftp://ftp.dti.ad.jp woody/contrib Release
Hit ftp://ftp.dti.ad.jp woody/non-US/main Packages
Get:1 http://security.debian.org woody/updates/main Packages [342kB]
Hit ftp://ftp.dti.ad.jp woody/non-US/main Release
Hit ftp://ftp.dti.ad.jp woody/non-US/contrib Packages
Hit ftp://ftp.dti.ad.jp woody/non-US/contrib Release
Hit ftp://ftp.dti.ad.jp woody/main Sources
Hit ftp://ftp.dti.ad.jp woody/main Release
Hit ftp://ftp.dti.ad.jp woody/contrib Sources
Hit ftp://ftp.dti.ad.jp woody/contrib Release
Hit ftp://ftp.dti.ad.jp woody/non-US/main Sources
Hit ftp://ftp.dti.ad.jp woody/non-US/main Release
Hit ftp://ftp.dti.ad.jp woody/non-US/contrib Sources
Hit ftp://ftp.dti.ad.jp woody/non-US/contrib Release
Get:2 http://security.debian.org woody/updates/main Release [116B]
Get:3 http://security.debian.org woody/updates/contrib Packages [2784B]
Get:4 http://security.debian.org woody/updates/contrib Release [119B]
Fetched 345kB in 8s (41.5kB/s)
Reading Package Lists... Done
Building Dependency Tree... Done
#
---

デフォルトではwoodyになってますね。
これをsergeに変更するには、/etc/apt/source.list を修正します。

---
# vi /etc/apt/sources.list
---

===
# See sources.list(5) for more information, especialy
# Remember that you can only use http, ftp or file URIs
# CDROMs are managed through the apt-cdrom tool.

# Security updates for "stable"
deb http://security.debian.org woody/updates main contrib
#deb http://security.debian.org testing/updates main contrib

# Woody
#deb http://ftp2.de.debian.org/pub/debian woody main contrib
#deb http://ftp2.de.debian.org/pub/debian-non-US woody/non-US main contrib

deb ftp://ftp.dti.ad.jp/pub/Linux/debian woody main contrib
deb ftp://ftp.dti.ad.jp/pub/Linux/debian-non-US woody/non-US main contrib

# Sources
#deb-src http://ftp2.de.debian.org/pub/debian woody main contrib
#deb-src http://ftp2.de.debian.org/pub/debian-non-US woody/non-US main contrib
deb-src ftp://ftp.dti.ad.jp/pub/Linux/debian woody main contrib
deb-src ftp://ftp.dti.ad.jp/pub/Linux/debian-non-US woody/non-US main contrib
===

この"woody"というのを"sarge"に変更します。
viで :%s/woody/sarge/g として一括置換してもいいですね。

できたら、もう一度aptをアップデートしてみます。

---
# apt-get update
Get:1 ftp://ftp.dti.ad.jp sarge/main Packages [3276kB]
Get:2 http://security.debian.org sarge/updates/main Packages [342kB]
Get:3 http://security.debian.org sarge/updates/main Release [113B]
Get:4 http://security.debian.org sarge/updates/contrib Packages [623B]
Get:5 http://security.debian.org sarge/updates/contrib Release [116B]
Get:6 ftp://ftp.dti.ad.jp sarge/main Release [98B]
Get:7 ftp://ftp.dti.ad.jp sarge/contrib Packages [48.4kB]
Get:8 ftp://ftp.dti.ad.jp sarge/contrib Release [101B]
Get:9 ftp://ftp.dti.ad.jp sarge/non-US/main Packages [20B]
Get:10 ftp://ftp.dti.ad.jp sarge/non-US/main Release [105B]
Get:11 ftp://ftp.dti.ad.jp sarge/non-US/contrib Packages [20B]
Get:12 ftp://ftp.dti.ad.jp sarge/non-US/contrib Release [108B]
Get:13 ftp://ftp.dti.ad.jp sarge/main Sources [1322kB]
Get:14 ftp://ftp.dti.ad.jp sarge/main Release [97B]
Get:15 ftp://ftp.dti.ad.jp sarge/contrib Sources [24.8kB]
Get:16 ftp://ftp.dti.ad.jp sarge/contrib Release [100B]
Get:17 ftp://ftp.dti.ad.jp sarge/non-US/main Sources [20B]
Get:18 ftp://ftp.dti.ad.jp sarge/non-US/main Release [104B]
Get:19 ftp://ftp.dti.ad.jp sarge/non-US/contrib Sources [20B]
Get:20 ftp://ftp.dti.ad.jp sarge/non-US/contrib Release [107B]
Fetched 5015kB in 23s (211kB/s)
Reading Package Lists... Done
Building Dependency Tree... Done
#
---

では、sargeにアップグレードします。
アップグレードのコマンドは以下になります。

---
# apt-get dist-upgrade
---

質問事項にはすべてデフォルトで答えるのがいいでしょう。
詳しい人は個々に設定するんでしょうが、ボクはめんどいので全部デフォルトです。

途中に

---
Restarting services possibly affected by the upgrade:
  inetd: stopping...starting...done.
  proftpd: stopping...starting...done.
  cron: stopping...starting...done.
  exim: stopping...starting...FAILED! (1)

The following services failed to start: exim
---

こんな感じでeximの終了が失敗するかもしれませんが、気にしないでください。
あと、気になるところは、haltの設定はかならずデフォルトで通過してください。

ちょっと時間がかかりますが、問題なく終了するはずです。
やっぱりaptは便利だなあ。

次回は、ユーザアカウントをつくったりSSHを入れたりと諸々の設定をしてみます。

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2006年8月 2日 (水)

ネットの商売と情報リテラシー

ネット購入者は情報リテラシーが高い?--BCN、ネットとリアル店舗の売れ筋動向を発表

んーやっぱりそうなんだろうなあ。という分析結果なんですがいろいろと参考になりますね。ネットでの購入者は情報リテラシーが高い人だ。なるほどこれはキーワードになると思います。

「この新商品を今度売ろうと思てるねん。ついでにネットでも売れへんか?」
巷で非常に多く聞くパターンなんですが、こういう持ち掛けに説明するための資料にできそうですな。こういう話っぷりのお客さんはまずネットについてはど素人ですので「いやいや、まあ待ってください」と言うときでも何か証拠資料がないといけません。資料があっても聞かない人もいますけどねw

まあとにかく正論として「ただホームページに載せるだけで売れるほど甘くはありまへんねん!」と、もう一段「だからといって安くするだけが能やおまへんねん!」と、こう言いたいですね。こういうことについて裏づけできる資料は存外少ないような気がします。平均購入単価がネットのほうが5,700円も高いとか、こういうはっきりした結果はつかみがいいですよね。

ネット通販を仕組んでいく場合のやり方は様々あると思いますが、ボクはネットに商品を掲載する場合、店舗や紙面よりも商品情報の質が大事だと考えています。店舗では実際の商品を見ることができる。その存在感だけでの注目度と購入欲求は高くなります。紙面では商品の存在感は劣りますが、写真の美しさや文章レイアウトの美しさなどで目をひくことが主になると思います。紙面で記憶に残るのはほとんどが写真とキャッチコピーですね。

これに対してネット商品はウンチクの部分が大事なのではないでしょうか。先の記事にもあるようにネットでの購入者は商品知識が豊富な人が多く、デジタル機器などはセカンドマシンをネットで買うという傾向が分析できている。これはつまり、あらかじめよく知っている商品または他方面でよく下調べをした商品を、より付加価値をつけた形で購入するためにネット販売を利用している。と言えるのではないでしょうか。

これを進めれば、付加価値をつけた商品が高価であっても、購入者がそれに見合う価値があると判断した場合は、抵抗無く購入する傾向がある。そのために付加価値をより強くアピールするための情報、つまりウンチクがネット販売において重要な役割を担うのではないかと思うのです。だからネット販売をやる場合、その商品や販売方法などの特長を適切に記載する必要があると思います。なんせネットユーザは「情報」だけで商品やサイト、ひいては企業そのものを評価しますからね。

他にもネット販売で気をつけないといけない点は多々あるんですが、あんまり書きすぎても商売に影響するので(笑)
これからネットで商売をしようとする方々、そしてそれをサポートするサイト開発業の方々にも顧客のニーズを分析しそれによってサービスを展開するという意識がとても必要になってくると思います。ネットでは売れる売れないがはっきり分かれるのも事実。よくよく考えましょうね。

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