トップページ | 2006年8月 »

2006年7月30日 (日)

玄箱 - Debian Linuxをインストールしてみる

さて、玄箱不定期連載2回目です。
前回組み立てた玄箱にDebian Linuxをインストールします。
これを解説しているサイトはとても多いんですが、導入の際に玄箱デフォルトのパーティションでやってるところがほとんどです。デフォルトではDebianをインストールするパーティションは2GBほどしかないので、DBやアプリをいっぱいインストールしたい人には不向きかもしれません。そこで、ここではファームアップデートを行わず、自力でパーティションを切ってからDebianをインストールしてみましょう。
パーティションの切り方は、玄箱のファームアップデートスクリプトを参考にさせていただきました。

まずは、玄箱をLANに繋いで電源をいれます。
玄箱が正常に起動したら、IPアドレスを探します。多くの場合は192.168.11.150かもしれません。しかしDHCPルーターなんかを使っている場合はDHCPからIPを取得している可能性があります。コマンドラインから

---
# ping kuro-box
---

とすれば、IPが判明するかもしれません。unknown hostが返ってくるようであれば、玄箱付属のファームアップデートで検出すれば、IPが表示されると思います。
ここでは、192.168.11.150で検出されたとしましょう。

Tera Termなどのソフトを使って、192.168.11.150にtelnetでアクセスします。

---
Kuroutoshikou KURO-BOX/HG (IESHIGE)
Linux/ppc 2.4.17_mvl21

KURO-BOX-EM login:
---

というような表示がされます。
玄箱HGの場合、ログインアカウントは root、パスワードは kuroadminです。

---
BusyBox v0.60.5 (2003.07.30-12:03+0000) Built-in shell (ash)
Enter 'help' for a list of built-in commands.

#
---

このコンソールはEMモードと呼ばれていて、玄箱に内臓されているフラッシュROMのLinuxです。
HDDにインストールしたOSがぐちゃぐちゃになっても、EMモードを立ち上げて復旧させればいいわけですね。
こういうのはとても便利だと思います。

ファームアップデート後の玄箱はEMモードではなく、HDDにインストールされたLinuxから起動しています。
もしファームアップデートを行ってしまった人はEMモードにしてください。
EMモードにするためのコマンドは、(以後、入力は赤字で記載します)

---
# echo -n 'NGNG' > /dev/fl3
# reboot
---

再起動後にtelnet接続すれば、EMモードになってるはずです。
目印は、ログイン画面の表示が「KURO-BOX-EM」になっていること。

では、ここからパーティションを削除します。

---
# /sbin/mfdisk -e /dev/hda
---

と入力してください。

---
# /sbin/mfdisk -e /dev/hda
delete partition 1
delete partition 2
delete partition 3
create partitions...
deleate all partitions.
The partition table has been altered!

Syncing disks.
---

こんな感じになったと思います。これでパーティションが削除されました。

次に新しいパーティションを作ります。
ハードディスクの容量は250GBでやっています。

---
# /sbin/mfdisk -c /dev/hda

Command (m for help): n
Command action
   e   extended
   p   primary partition (1-4)
p
Partition number (1-4): 1
First cylinder (1-30401, default 1): [なにも入力せずenter]
Using default value 1
Last cylinder or +size or +sizeM or +sizeK (1-30401, default 30401): +150000M

Command (m for help):
---

上記の処理で、Debianをインストールするためのパーティションを作成しました。
First cylinderの値はデフォルトの1、そこから150GB分のシリンダーをDebianのために予約しました。

次は同じようにして、スワップパーティションを作成します。

---
Command (m for help): n
Command action
   e   extended
   p   primary partition (1-4)
p
Partition number (1-4): 2
First cylinder (12750-30401, default 12750): [なにも入力せずenter]
Using default value 12750
Last cylinder or +size or +sizeM or +sizeK (12750-30401, default 30401): +2000M

Command (m for help):
---

スワップは2GB予約しました。

次に、残りの全ての領域をデータ保存用パーティションとして割り当てます。
本来は、このパーティションが玄箱をNASで使う場合のデータ保存領域になります。

---
Command (m for help): n
Command action
   e   extended
   p   primary partition (1-4)
p
Partition number (1-4): 3
First cylinder (14025-30401, default 14025): [なにも入力せずenter]
Using default value 14025
Last cylinder or +size or +sizeM or +sizeK (14025-30401, default 30401): [なにも入力せずenter]
Using default value 30401

Command (m for help):
---

これで3つのパーティションが予約できました。
次はこの中の第2パーティションをスワップとして予約します。

---
Command (m for help): t
Partition number (1-4): 2
Hex code (type L to list codes): 82
Changed system type of partition 2 to 82 (Linux swap)
---

Hex code 82というのがLinux swapなんですね。
ここまでのコマンドpで設定を確認しましょう。

---
Command (m for help): p

Disk /dev/hda: 255 heads, 63 sectors, 30401 cylinders
Units = cylinders of 16065 * 512 bytes

   Device Boot    Start       End    Blocks   Id  System
/dev/hda1             1     19123 153605466   83  Linux
/dev/hda2         19124     19378   2048287+  82  Linux swap
/dev/hda3         19379     30401  88542247+  83  Linux

Command (m for help):
---



次に、予約したパーティションをwriteしてパーティションを書き込みます。

---
Command (m for help): w
The partition table has been altered!

Syncing disks.
#
---

これでパーティションの書き込みが終了しました。
次に各パーティションをフォーマットしていきます。
まずは、Debianをインストールするパーティション。

---
# mke2fs -j /dev/hda1
mke2fs 1.22, 22-Jun-2001 for EXT2 FS 0.5b, 95/08/09
Filesystem label=
OS type: Linux
Block size=4096 (log=2)
Fragment size=4096 (log=2)
19202048 inodes, 38401366 blocks
1920068 blocks (5.00%) reserved for the super user
First data block=0
1172 block groups
32768 blocks per group, 32768 fragments per group
16384 inodes per group
Superblock backups stored on blocks:
        32768, 98304, 163840, 229376, 294912, 819200, 884736, 1605632, 2654208,
        4096000, 7962624, 11239424, 20480000, 23887872

Writing inode tables: done
Creating journal (8192 blocks): done
Writing superblocks and filesystem accounting information: done

This filesystem will be automatically checked every 24 mounts or
180 days, whichever comes first.  Use tune2fs -c or -i to override.
#
---

次にスワップパーティション。

---
# mkswap /dev/hda2
Setting up swapspace version 1, size = 2097438720 bytes
#
---

次にデータ保存領域のパーティション。

---
# /sbin/mke2fs -j -m 0 /dev/hda3
mke2fs 1.22, 22-Jun-2001 for EXT2 FS 0.5b, 95/08/09
Filesystem label=
OS type: Linux
Block size=4096 (log=2)
Fragment size=4096 (log=2)
11075584 inodes, 22135561 blocks
0 blocks (0.00%) reserved for the super user
First data block=0
676 block groups
32768 blocks per group, 32768 fragments per group
16384 inodes per group
Superblock backups stored on blocks:
        32768, 98304, 163840, 229376, 294912, 819200, 884736, 1605632, 2654208,
        4096000, 7962624, 11239424, 20480000

Writing inode tables: done
Creating journal (8192 blocks): done
Writing superblocks and filesystem accounting information: done

This filesystem will be automatically checked every 26 mounts or
180 days, whichever comes first.  Use tune2fs -c or -i to override.
#
---

念のために/hda3のパラメータを調整しておきます。
予約ファイルシステムのオフです。

---
# /sbin/tune2fs -m 0 /dev/hda3
tune2fs 1.22, 22-Jun-2001 for EXT2 FS 0.5b, 95/08/09
Setting reserved blocks percentage to 0 (0 blocks)
#
---

各パーティションをマウントしていきます。
Debianをインストールするパーティションを /mnt とします。

---
# /bin/mount -t ext3 /dev/hda1 /mnt
---

次に、データ保存領域を /mnt2 とします。

---
# /bin/mount -t ext3 /dev/hda3 /mnt2
---

これでDebianをインストールするための領域が作成できました。
dfコマンドで確認すると

---
# df -k
Filesystem           1k-blocks      Used Available Use% Mounted on
/dev/ram0                 9677      5129      4548  53% /
/dev/hda1            100798036     32828  95644896   0% /mnt
/dev/hda3            129483488     32828 129450660   0% /mnt2
---

こんな感じになっていると思います。
/ram0ってのはEMモードの領域ですね。

さて、次にDebianのインストールに入るための準備をします。
まず、

---
# mkdir /mnt2/share
---

として、mnt2にshareディレクトリを作成します。

次に、玄箱うぉううぉう♪からDebianのバイナリをダウンロードします。
現時点では、debian_2006_06_10_dist.tgzが最新バージョンでした。

debian_2006_06_10_dist.tgzを/mnt2/shareにFTPでバイナリ転送します。

転送が完了したら、

---
# cd /mnt
---

として、/mnt ディレクトリに移動し、

---
# tar xvzf /mnt2/share/debian_2006_06_10_dist.tgz
---

として、/mntにDebianを展開します。

展開が完了したら、ネットワークの設定をしときましょう。
まず、

---
# vi /mnt/etc/network/interfaces
---

として、interfacesを以下のように編集します。

===
# Used by ifup(8) and ifdown(8). See the interfaces(5) manpage or
# /usr/share/doc/ifupdown/examples for more information.
iface eth0 inet static
address 192.168.1.100        ← [使用環境に合わせて変更]
network 192.168.1.0           ← [使用環境に合わせて変更]
netmask 255.255.255.0
broadcast 192.168.1.255     ← [使用環境に合わせて変更]
gateway 192.168.1.1           ← [使用環境に合わせて変更]

iface lo inet loopback

auto eth0 lo
===

上記の設定では、192.168.1.0/24のネットワーク内で玄箱を192.168.1.100とするようにしています。
くれぐれも他端末とのIPの競合がないようにしてください。

次に、

---
# vi /mnt/etc/hosts
---

として、hostsを編集します。

===
127.0.0.1       localhost
192.168.1.100   KURO-BOX     ← [使用環境に合わせて変更]
===

次は、hosts.allow

---
# vi /mnt/etc/hosts.allow
---

===
# /etc/hosts.allow: list of hosts that are allowed to access the system.
#                   See the manual pages hosts_access(5), hosts_options(5)
#                   and /usr/doc/netbase/portmapper.txt.gz
#
# Example:    ALL: LOCAL @some_netgroup
#             ALL: .foobar.edu EXCEPT terminalserver.foobar.edu
#
# If you're going to protect the portmapper use the name "portmap" for the
# daemon name. Remember that you can only use the keyword "ALL" and IP
# addresses (NOT host or domain names) for the portmapper. See portmap(8)
# and /usr/doc/portmap/portmapper.txt.gz for further information.
#
#ALL : 192.168.0.0/255.255.255.0
ALL : ALL : ALLOW
===

一応、全ての端末からログインが可能なようにしました。

最後にresolv.confです。

---
# vi /mnt/etc/resolv.conf
---

===
search
nameserver 192.168.1.1     ← [使用環境に合わせて変更]
===

これで、Debian起動の準備ができました。
最後に、EMモードから通常起動に復帰するコマンドを打って再起動します。

---
# echo -n 'OKOK' > /dev/fl3
# reboot
---

再起動が完了したら、telnetで玄箱のIPアドレス(例では192.168.1.100)に接続してください。

---
Debian GNU/Linux 3.0 KURO-BOX
KURO-BOX login:
---

このログイン画面になっていれば成功しています。
ログインアカウントは tmp-kun パスワードも tmp-kun です。
ログインすると、

---
Debian GNU/Linux 3.0 KURO-BOX
KURO-BOX login: tmp-kun
Password: tmp-kun
Last login: Sun May  2 15:10:53 2004 from 192.168.0.32 on pts/0
Linux KURO-BOX 2.4.17_mvl21 #24 2004年 10月 19日 火曜日 17:17:03 JST ppc unknown

Most of the programs included with the Debian GNU/Linux system are
freely redistributable; the exact distribution terms for each program
are described in the individual files in /usr/share/doc/*/copyright

Debian GNU/Linux comes with ABSOLUTELY NO WARRANTY, to the extent
permitted by applicable law.
tmp-kun@KURO-BOX:~$
---

という感じになるはずです。

とりあえず、今回はここまで。おつかれさまでした。
次回は、インストールできたDebianをアップデートしたりしてみましょう。

| | コメント (16) | トラックバック (2)

2006年7月29日 (土)

中国のインターネット事情

中国のインターネット利用者1億2,300万人、2/3が BB

今週はえらい忙しかったのでブログ更新できませんでした。
このネタも火曜日に書こうと思ってたんだけど、結局土曜日。暑さのせいでバテ気味です。焼肉食いたいわー。

さて、CNNICの発表があったようですが、1億2,300万人。ほぼ日本の人口ですな。これを考えると日本のネット人口の約10倍くらいはあるんじゃないでしょうか。詳しくはわかりませんけど。単純に考えると中国のネットビジネスはこれから本格化する!って思えてきますねー。

ところが、そうはうまいこといかないような気もします。
最近、仕事で上海に行きましたが会社のLANを使ってて、夕方くらいになったら極端に回線速度が落ちる現象に見舞われました。会社の人に「なんか不具合でもあるの?」って聞いたら「となりのビルのネットカフェのお客さんが多くなるとウチの回線が遅くなるみたいなんです。」と言われました。

??なんでとなりのビルが関係あるんだ?
中国でのADSL等の敷設のしかたはどうなっているのかわかりませんが中継器がヘボいのか、考えなしにビルづたいに子ハブをかませるようにツリー状に敷設しているのか。なんしか、現象のみから考えるとネットカフェが混む時間帯にそのビルの隣である会社の回線は遅くなるようです。その会社の人はさも当然というふうにおっしゃってましたが、日本ではちょっと考えられないですよねえ。

『インターネット利用者の週あたり平均接続時間は、調査開始以来最多の16.5時間となった。』とニュースの記事にはありますが、これも単にネット人口が多くなって回線が遅くなったからみんなネットする時間が長くなっただけなんじゃないかな?ボクだって今よりもダイアルアップのときのほうが週あたりの接続時間はダントツ多かったですよ。これが全てとはいいませんが、CNNICもポジティブ分析だけでなく、ネガティブもちゃんと分析して公表してほしいもんです。してるのかな?してなさそうだなw

どうやら中国国内の回線は、回線使用者の人口密度が高いほど速度が遅い傾向があるようです。都会のADSLより田舎のADSLのほうが速い、という感覚があるのかもしれません。ある上海のご家庭では回線速度は2Mの回線で実測120Kほどでした。でも田舎の親戚のところでは1Mの回線で実測350Kほどは出ているとのお話。これは純粋に回線の構築技術の問題であるように思われます。

中国国内では北京五輪の開催に向けて今後さらにネット人口は拡大していくことでしょう。さらに、海外からの来客が多くもなり海外の人が中国国内でネットを使用するケースも格段に増えてくると予想できます。そのときに、現状のような回線状況では先進国ぶりをアピールするどころか、かえって逆効果を生むかもしれません。清洲城も人を入れる前に内装をきちっとつくっておかないとね。

1億2,300万という使用数は市場としてはとても魅力的だと思います。ただ、だからといって日本でもてはやされたブログやSNSといったサービスが中国で何倍もの市場規模が形成できるのか、といった点はいささか疑問視です。なぜなら、先の回線速度も含めて中国では独特のネット文化が形成されているからです。マスに対しての価値観も全然違いますしね。これから中国にネットビジネスで進出しようとお考えの方は、既存の価値観にとらわれず、まずは中国の現状をよく調査して見極めたほうがいいと思いますよ。

なんか中国のネット事情についてネガな部分だけ書いちゃいましたが、別に批判するわけじゃありません。広大な中国全土にネットを普及させること。これは並大抵なことではないと思います。それを実現しているんだから、それはすごいことです。新彊ウィグル自治区の砂漠のど真ん中でもモバイル通信できるんですよ。これこそネットの価値!とも言えるわけです。だからビジネス的には優劣を論じるよりもまず利点と欠点を分析してそれに応じたサービスを展開できたら絶対面白いと思います。

ボクは中国とコンピュータ技術っていうのはこれから面白いキーワードになってくると思っています。その中で特にネットの発展は見逃せません。中国のネットの発展を注視して何かおもしろいアイデアが思いつけると楽しいだろうなあと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年7月21日 (金)

ウェブサイトの公共性

Google、視覚障害者のための検索サービス公開

こういうサービスはもっともっとリリースされるべきだと思いますよ。WEB界で常にトップを走ってるGoogleがこういう姿勢をみせると少なからず各方面に影響があるので、視覚障害者に配慮したサイトが増えてくるといいですね。

以前、ある自治体の情報公開サイトを構築したときに、視聴覚障害者でもサイトが閲覧できるしくみというのを検討した経験があるので、サイト制作の仕事のときはある程度そこんとこも考慮するクセが身につきました。まあ、そうは言っても簡単なことではなくて、デザインを取ると配慮がおろそかになるし、配慮しすぎるとデザインがダサくなるし。常にバランスを考えながらやらないといけないので、普通にキレイなサイトをデザインするのの何倍も苦労します。

最近は、DreamweaverなんかのツールでもAltの入力を催促してくれるようになったりして、あまり意識しなくてもある程度ユーザビリティの高いサイトを作れるようになったと思います。しかし、いくらツールの性能がよくても、WEBデザイナーやプロデューサーがユーザビリティに対する配慮に欠けている場合は無意味です。サイトのコンセプトなどによってもどの程度配慮するかは変わってきますが、全く配慮がない、というのは問題ですよね。けっこう多いですよ。そういう人。

例えば、病院や市役所などといった公共性の高いサイトには、美麗なデザインよりユーザビリティのほうを優先しないとダメでしょう。老若男女、障害者健常者問わずサイトにアクセスしますもんね。そういうサイトはまず、メニューやボタンの配置などわかりやすいインターフェースが必須、音声読み上げでもある程度精度の高さが求められます。

「いや、そんなこと言うてもお客さんはそんなん関心ありませんやん。『そんなのどうでもええから、カッコええやつ作れや~』って言われるもん。」それはそのとおり。(*1)
しかし、そんなことを恐れて諦めていてはいいサイトが作れないのは事実。お客の要望をそのまま反映するだけの作業であれば、専門学校卒業すれば誰だってできます。WEBデザインのプロを自認したいのであれば、プロの観点からお客さんに意見を申し上げるくらいのことは当然じゃない?なんて思うんですけどね。

このGoogle Accessible Searchなんかはお客さんに「これに対してのSEO対策でっせ!視聴覚障害者の方々にサイトのいい評価を得られまんがな!」なんてアピールに使えるかもしれません。あー、それいいなあ。まじで使おう。

地味かもしれませんが、こういう配慮のあるサイトの制作者って地味に関心できるのもプロの眼。AjaxやXHTMLなんてキーワードも魅力的ですけどね。サイト制作に一歩長じるのであればこういうことの配慮も怠るべきではないと思います。

(*1) 大阪では特にひどいですねえ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年7月20日 (木)

パソコンの使い方っていう哲学

Microsoft Private Folder 1.0の提供を中止へ

そんな製品あったんですねえ。知りませんでした。
中止の原因としては、パスワードを忘れたユーザーがファイルを復元できなくなる問題が多発したからっていうことで、ちょっと笑えますね。

しかし、ひとしきり笑った後よく考えてみると、この中止への流れはとても興味深いです。パソコンを使う人のモラルっていうかそういうのに関連してね。

ネタ元のスラッシュドットでもけっこう議論になってますが、普及しなかった原因として「正直につくったMicrosoftが悪いのか?パスワードを忘れたユーザーが悪いのか?」こいつはけっこう根深い問題だと思います。

はっきり言って結論の出ない問題なんですけどね。
でも、様々な立場からこの検討をしていくと面白い意見がたくさん出てきそうです。さて、ボクの立場でどっちにつく?って言われると・・・
そうですねー、「パスワードを忘れたユーザーが悪い」に一票でしょうか。

「フォルダにパスワードってかけられへん?人に見られたくない資料をそん中に保存しときたいねん。」社内SEなんかをやってると、こういう問い合わせはけっこう来るもんなんです。システムとかの知識に疎いけどよくパソコン使ってる部署からくる傾向があります。

「いや、それは無理ですねん。ワードやエクセルなら個別にパスワードつけて管理してもらえまっか?」だいたいボクはこう答えてました。

MPFなんか導入しなくても、共有フォルダのアクセスユーザとかを操作して、ある程度要望に近いことは実現できます。しかし、例えば異動が激しい部門の場合は、しょっちゅう権限の操作を行わないといけなくなるかもしれません。ただでさえ他のことに忙しいのにこういう作業が割ってはいると、まことに精神衛生上よくないですね。

それに、こういうことをやると決まって毎日のように内線がかかってきます。
「あのフォルダのパスワードなんやったっけ??」

他のトラブル抱えてるときにはほんとキレそうになる電話ですよ。
そういうリスクを想定すると、作成者の責任でファイル単位に保護かけてもらってたほうがわかりやすくていいです。「あんたのかけたパスワードなんざ知りまへんわ!」と逆ギレできます。

「そんなん言うても、不便やん。パソコンを便利に使えるようにすんのがSEの仕事やろ?ちゃんとやってや~。」とヤカられることもありますがね。

「そうは言うてもなんかあったときに対応に四苦八苦するのはワシらでっせ。最悪元に戻らんときもある。そういうことまで考えたら、安全なのはこっちですねん。協力してくださいや。」

こういうやりとりができるかできないかっていうところも、SEとして幸せになれるかどうかの分かれ道だと思います。

ちょいと話が脇にそれかけてるんで戻しますが、要はなんでもパスワードをかければええというわけではありません。ひいては、なんでもパソコンがやってくれるわけではない。人間のダメな部分をパソコンが完璧にサポートしてくれる、なんて幻想は抱いてはいけないということです。ただの計算機ですよ。パソコンは。

MPFにしろ、配布を中止せずにパスワードを忘れた際の対策を採ったほうがよかったのでしょうか?『パスワードを忘れたときは、裏コマンドを打てば解除できる』、『パスワードを忘れたときのパスワードを設定する』こんな仕様は不毛ですよね。

「パスワードなんて大事なもん、そうそう忘れるかいな」と言っている人ほど、パスワード忘れたといって泣きついてきます。コンピュータに関わる仕事をやっていると、人に対してそういう安易な信用はできなくなってきます。常に「万が一」を想定してシステムの処理はつくられるのであって、そういう対策がされているからこそ、普通に処理が動くものなんです。

しかし、そういう対策にも限界はあります。今回のMPFのケースはその対策の限界を見極めて潔く公開を中止したMicrosoftを評価したいですね。まあ、なんしか対策して継続してもたいした商売にならないってのもあったんでしょうが。

パソコンの内部で流れている処理ってのは極めて論理的なものです。
しかし、それを使う人間が論理的であるとは限りません。むしろ論理性の低い思考で使われている場合がほとんどだと思います。そういう意味では業務処理なんかを作る場合に、論理的帰結ができない場合もあるんですよね。

そこをどう論理的に落とし込めるか。つーか、どう線引きしてしまうかってのがエンジニアとしての技量だと思ってます。数式を考えるんじゃなくて、なんかの哲学について考察するような感じなんですよね。奥が深いですよ。オレ文学部出ててよかったなあ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年7月18日 (火)

Intel Mac で Xenが動く

「Intel MacでXenが動く」CD起動LinuxのKNOPPIX,産総研が公開

すごいなあ。産総研のKnoppixはほんと面白いです。
Knoppixのいじりどころの発想がいつもいいですね。

「とにかくいろんなところでLinuxを」っていうCDブートLinuxのキャッチコピーを実現するためにがんばってるところが明確でいいですね。わかりやすい。技術的にもクールなので思わず「Mac買ってやっちゃおうかなー」って気にさせられちゃいます。

MacといえばIntelの採用で見違えるほど処理速度があがりましたね。
友達からガレージバンドが落ちなくなったと聞いていましたが、先日心斎橋のアップルストアに行ったとき、店員さんからウィンドウをたくさん開けてショートカットで並べたり消したりする動きを見せてもらってちょっと感動しました。なんかVJのCGくらいきれいに処理が流れてましたよ。ようやくジニーエフェクトっていいなと思うことができました。

MacBookほしいなー。
以前、GNUSTEPでObjective Cの勉強をしたんですが、今度はMacOSXでCOCOAやObjective Cをやってみたいです。がんばって貯金だ!

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2006年7月17日 (月)

玄箱 - とりあえず組み立ててみる

さて、玄箱のtipsでもやってみようかしらって前書いたんですが、ほんとにやってみようかと思います。不定期連載で。

しかしベタにインストールとか設定とかやってもなんだかな~と思ってたところ、玄箱のこと書いてあるブログを見ると組み立てがうまくいかないと数件書いてあるのに気づきました。たしかにちょいとコツがいりますね。付属の説明書もけっこうテキトーに書いてあるし。組み立てに関して書いてあるサイトも見ませんし。

つーことで、まず組み立てからいってみましょう。
モノはKURO-BOX HG。ハードディスクは250GBを用意しました。あと用意するものはプラスドライバーとマイナスドライバーが2本くらいあったらうれしいです。一応精密機械なので帯磁していないドライバーを使います。百均のドライバーセットで十分ですよ。

Cimg0809_2

まず、外側のベゼルを外していきましょう。
小さいマイナスドライバーで小さいツメの部分を押しながらベゼルを手前に引きます。
反対側も同様にして外せばベゼルが外れます。

Cimg0810_1
Cimg0811

次に、筐体を開けるんですが、これは結構外しにくいです。
写真のようにマイナスドライバーを2本駆使して、四つあるツメを外して、後面のファンがついてるほうから開けるとうまくいきます。ツメはこじ開けすぎると折れると思うのでだましだましやっていきましょう。

Cimg0812_2

筐体が開いた状態です。

Cimg0821_1

筐体が開いたら、基盤のネジを外していきます。

Cimg0822_2

基盤を持ち上げるときに、前側のランプ用のプラスチックを外しておきましょう。
ボクはうっかりバキっとやって壊しちゃったことがあります。

Cimg0823

基盤を外した状態です。

Cimg0824

ハードディスクの台座を外します。
電源部分の回路を固定しているネジを外して、台座を取り外します。
台座は前面のほうでフックで固定されているので、ネジを外してから、後面側の台座を持ち上げるかっこうで外します。

Cimg0826

台座を外した状態です。

Cimg0828

台座にハードディスクを固定します。
付属の二本の平ネジを使います。

Cimg0830_1

基盤のATAアダプタと電源をハードディスクにつなぎます。

Cimg0832_1

台座をもとの位置に固定します。
その上に電源部分の回路を重ねるようにして、ネジで固定します。

Cimg0834

次に基盤を重ねていきますが、このとき基盤の前面にランプ用のプラスチックをひっかけるようにして設置するのを忘れないでください。いや、よくネジ締めてから気づくことがあるんですよ(笑)

Cimg0836_1

あと、後面のLANアダプタやリセットスイッチの穴を合わせたり、後面の固定位置をしっかり確認しておきましょう。筐体を閉じるときに合わなくなってちょっとゲンナリしないようにね。

Cimg0837_1
Cimg0839

基盤をネジで固定します。

Cimg0841

次に筐体を閉めますが、その前にATAやHDD電源の配線がきっちり箱の中に納まっているか確認しましょう。写真のようにはみ出していたらうまく閉まりませんからね。

Cimg0842

筐体を閉めます。
前面のフックをかけてから、ツメがパチッというまで閉めます。後面のパネルや各配線などに注意しながらしっかり閉めましょう。

Cimg0844

筐体を閉めた状態。

Cimg0846

後面のファンの下のほうにネジ穴が一つあるので、付属の長いネジを締めます。

Cimg0847_1

最後にベゼルを取り付けて完成です。

Cimg0848

最初慣れないうちは難しいかもしれませんが、慣れたらけっこう楽にできますよ。
まあ、そんなに何台も組み立てる人は珍しいかもしれませんけどね。

次回は、この玄箱にDebian Linuxをインストールします。
これはいろんなブログで紹介されてるんですが、まあお約束ということで(笑)

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2006年7月16日 (日)

Contents Label CAFE 閉店

Contents Label CAFE が7月11日の未明に延焼の被害を受け、閉店することになったようです。

Contents Label CAFEは大阪市営地下鉄堺筋本町駅の近くにあるデザイナーズカフェとして有名で、おしゃれな人が通うおしゃれなお店でした。けっこういろんなアーティストの個展やライブがあったりして楽しかったし、置いてあるたくさんのフライヤーを眺めるだけでも楽しかったもんです。料理もおいしいんですよ。ヒヨコ豆のキッシュ・・・もう食べれないかと思うと心が折れそうです。

今日、知り合いの書き込みで知ってもうびっくりして店長の内部さんに電話しました。ちょっと話して「大変ですけどがんばってくださいね。」と電話を切ったんですが、居ても立ってもいられずチャリを走らせお店まで行きました。ちょうど店長とスタッフの方、常連の方々がいらっしゃったのでいろいろお話させていただきました。

みなさん元気に前向きだったので少し安心しましたが、やはり焼けた現場を見るとなんともいえませんでした。なんかいつも火災現場って変に現実感がないんだけど、それは信じたくないからなんですかねえ。いちおうカメラ持っていったんですが、写真は撮りませんでした。なんかどうも撮りたくなかったです。

今後はまだどうするかわからないとおっしゃってましたが、事務所も兼ねてらしたので、事務所だけは早急に再開したいとのこと。パソコン関係なんかあったらお願いしますと言われましたが、いやもう、何でもやらせてもらいまっせ!ほんともうなんでも相談してくださいよContents Label CAFEのためならいい仕事させてもらいまっせ!!

Contents Label CAFEはボクの知る限り、マルヴァジア スウィートワインが飲める唯一のお店でした。なんせこれが好きでいつも飲んでました。あと、ホームページ素材を撮らせてくださいと無理言って撮影させてもらったり、ほんとお世話になった思い出がいっぱいです。今までありがとうございました。レーベルカフェ。

たぶんまたどこかでお店を再開されるはずです。バナナホールだって頑張っているんです!なんてったってここは大阪。火事ごときに屈するわけはありませんわ。お店できたらまた絶対行きますよ。待ってますよ!って同じこと思ってる人は多いと思います。

Contents Label CAFEのお客さんだった方。ホームページに連絡先が記載されてますので、ひとこと励ましの言葉をメールしてあげてはどうでしょうか。やっぱそういうのって励みになると思いますから。

Contents Label CAFE 本当にありがとう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年7月15日 (土)

幸せではないですか?

「日本のIT技術者、幸せではない」──MSの課題

こんな記事をみつけました。
なるほどMSは教育関係に力を入れていこうってわけでしょうかね。目の付け所はいいと思います。みんなセミナーとか学校とか好きだもんね。

まあ、商売文句としてのこれは別として、日本の技術者は幸せじゃあないんでしょうかね?とちょっと考えました。

まあたしかに会社のSEの地位なんかは低いと思います。パソコンやインターネットがないと企業の仕事は成り立たないと言っても過言ではない今日の状況で、それらに対して責任を負うべき地位のSEに与えられてる権限は以外に少なかったりします。大企業なんかはある程度マシですが、中小のIT関係の認識の疎い企業なんかはSEなんざただの作業員としか見てない場合もありますね。

でもこれは、技術に対する認識以前の問題だと思います。
経営者は、SEが何をやっているのか、何ができるのかをいまいちよくわかっていない。SEは何をやってて、何ができるのかをきっちりアピールできていない。そういう悪循環があると思うんです。その悪循環が意識のズレを生んで、結果的に企業のIT導入に不幸な結果をもたらしていると思うんですよね。それで不幸なSEってのは日本全国たくさんいると思います。そういう意味ではMSごもっとも。

「だから経営者はもっとITを勉強すべきだー!」と言いたいのはやまやまなんですがね。そんなこと言ってもしかたないと思います。それは無理だし他力本願ですよね。SEなんて極度に専門的な業種なんだから、そんなややこしいことについて素人に理解を求めようなんてのもどうかと思います。「社長なんだから、レジの打ちかたくらい知っててよ!」とレジのおばちゃんが言うのとたいしてかわらない気がするんですよね。

結論として、もう一方の課題を克服すべき。
つまり、技術者側がもっとアピールをすべきだってことですね。
まあだいたい技術大好き系のSEほど喋るのがヘタクソだったりするもんです。プログラミング言語は流暢でも日本語ができないってのは日本人としてどうよ?ってくらいの人もいますからね実際。開発者としてラボにこもりっきり系ならそれでいいと思いますが、会社内でサラリーマンSEやっていくってんならプログラミング言語よりまずは日本語だと思います。あと礼儀もね。

経営者IT導入のメリットをわかりやすく説明して理解を促す話術。社内の各方面に決裁に向けての約束をとりつける交渉力。ほかにもいろいろありますが、要求定義や概要設計がどうこう言う前にこういうことのほうが大事なんです。企業のシステム導入にはね。

あと、上からの要求が事情に即しない場合に技術的な裏づけをもって要求を否定、拒否できる胆力も必要ですね。まあそんな胆力もってる人に出会うのは極めて稀なんですが、これは一番大事だと思います。イエスマンのSEがつくるシステムは矛盾だらけで動かないものが多いです。そういうの見るといっつも「コンピューターがかわいそうだなあ・・・」という気持ちになりますね。

まあ、いろいろ書きましたが「業務に貢献できるいいシステムをつくるぞ!」という意思と責任をしっかりと持って仕事にあたってる人はこれらのことは普通にできるんですよね。これはどんな仕事でも同じことなんですが、もし今幸せじゃないなあと思ってる技術者の人はスキルアップに幸福を求めるよりは意識をかえることで幸福を追求するのがいいんじゃないでしょうか。

ボクは言いたいことは言い放題なので楽しい毎日です。
それで仕事が取れないこともあるんですがね(笑)それもまた一興!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年7月12日 (水)

居酒屋クーポン

ホットペッパーのSMAPバージョン最高ですな。
あれつくってる人は天才だと思います。

リクルートのCMってアテレコもんが多いですね。伝統なんでしょうか?考えてみればアイデア次第で制作費が安くあがるんでいいんでしょう。まあ肝心のアイデアがなかなか出てこないと思いますが。

よく考えたら元リクの知り合いの人たちはとんでもなく頭がよくて、とんでもなく変態だったりするのでもしかしたらこういうCMつくったりするのが社内では普通なのかもしれません。とにかく寝ないで酒を飲む印象があります。タフですよ。

まあ、最近指差して笑っちゃうようなCMはこれくらいですね。
あと、指差すレベルじゃないけど関西電気保安協会は個人的に好きです。
あれ、ホームページに今月の放送時刻表まであるぞ。なんでこの協会はここまでCMに気合入れてるのか謎ですが、まあみんなで「かんさい~でんきほ~あんきょ~かい♪」と合唱しなければなりませんな。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年7月11日 (火)

B&O Love!

夕方、出先から帰ってきたらBANG&OLUFSENのカタログが届いていました。
いやー、今日も30分くらいはカタログ眺めで時間をつぶせそうです。

B&Oはデンマークのオーディオメーカーで、すばらしいデザインと音質の製品をつくっています。ボクはB&Oの製品の中で一番安いイヤホンだけ持ってるんですが、うれしがってファンクラブに入ったらときどきカタログが来るようになりました。

デザイン家具とかのカタログ眺めるの好きなんですよねー。女の子が宝石やカバンのカタログみるのと同じ心境なんでしょうかね。買えないからよけいに見ちゃいますねー。B&Oのシステムなんて何百万かかるか計算するのもおこがましいですよ・・・風説の流布で捕まるくらいのIT社長になったらキャッシュで買いたいもんです。

あの新しいコンポほしいわー。三角のスピーカーいいなあ。さすがB&Oだけに音もいいんですよこれが。ヤマギワデンキの新製品紹介パーティーに見に行ったんですよ。ワイン飲みながらとりつかれたようにいろんな角度からのぞきこんだもんです。B&O Japanの社長さんとも会話をさせていただいて、とても楽しかったです。B&Oは社長さんまでカッコイイのかぁと思ったもんでした。

まあ、一生のうち一度は金持ちになってB&Oのシステムを家に持ちたいものです。そうか!今日カタログが来たのはがんばって働いて買えという神のお告げにちがいない!よーし明日もガンバルガー!!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年7月10日 (月)

仕事中のBGM

さて、今週もまた今週がはじまりましたねー。
もう土日も働きっぱなしだったので始まりだとか終わりだとかの感覚がとても曖昧になってますが、まあはりきっていきましょう~。

ボクは家で仕事してるときには音楽かけてないとやってられません。音楽をかけてるとけっこう集中していくんですよね。目と頭は画面に向いて、耳は音楽に向くとそれでボクの処理は限界なんでしょう。リソースが少ないってのは便利ですな。

最近よく聴くのがSugar Cubesのベスト盤

The Great Crossover Potential Music The Great Crossover Potential

アーティスト:The Sugar Cubes
販売元:Elektra
発売日:1998/07/14
Amazon.co.jpで詳細を確認する

けっこう古いもんですが、どうも好きです。ビョークのいたバンドね。
最近蒸し暑い感じなんで軽快なフレーズを聴くとちょっと楽になります。ポップだけどアゲアゲなわけじゃないから30代にはちょうどいいですよ。ワシら若い頃の音楽ですしね。

ちょっとテンション上げて仕様書書き上げちゃおう!なんて思ったときにかけるのが最近Foo Fightersになってきました。

The Colour and the Shape Music The Colour and the Shape

アーティスト:Foo Fighters
販売元:Roswell/RCA
発売日:2003/10/07
Amazon.co.jpで詳細を確認する

デイブグロールけっこう好きですよ。NIRVANAからいい感じで学んだなーと思う。なんか元気にさせてくれる感じのよいアメリカンロックって感じが朝寝ぼけてる目を覚ましてくれます。このアルバムなんか1曲目のモンキーレンチでだいたい目ぇ覚めるからありがたい。

あと、なんかテンション上がってて「オレって今すごいもん作れるかも!」と根拠なく前向きに仕事してるときは大体

The Velvet Underground & Nico Music The Velvet Underground & Nico

アーティスト:The Velvet Underground
販売元:A&M
発売日:1996/05/07
Amazon.co.jpで詳細を確認する

パン・ダ Music パン・ダ

アーティスト:エイプリルズ
販売元:インディペンデントレーベル
発売日:2004/08/04
Amazon.co.jpで詳細を確認する

この辺りがかかってて、やわらタテノリで仕事してるんですが、そういうときはろくな仕様書が書けてません。まあそういうもんですよね?

というわけで、ボクの仕事と音楽は実は密接に関わっているわけです。まあ音楽は人生単位で重要というか、空気吸うのとたいして変わらないもんなんですが。

てかやっぱりイメージが大事なんですよね。何事も。いい仕事するためにBGMにする音楽はある程度慎重に選ぶことも大事かと思う今日この頃なんですが、皆さんはいかがなもんでしょう?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年7月 9日 (日)

インドの通信事情

WiMAXがインドで急速に普及との予測

インドといえばソフトウェア大国で有名ですが、それだけに通信環境は十分に整っているんだろうなあと思えるんですが、そうでもないみたいです。まあITバリバリやってるのはビルが乱立する都市部の話で、インドも田舎のほうにいけば電話もないところがあるんでしょうね。

それにしても、地上の回線を整備するより無線かよと思えますね。固定電話の契約者数が約4,975万回線で携帯電話は1億ってのもなかなか極端な開きですな。

インドに住んでいる友達に聞いたんですが、どうもインドではモバイル機器の普及が進んでいるらしいんですね。理由はおもしろいことに停電だそうです。インドでは一日に何回も停電が起こる日があるらしく、そんな環境でネットとかいちいちしてられんと。みんなモバイルでネットとかやってるみたいです。

それは国として変電所とかを整備して停電しないようにするのが先なんじゃ・・・と思ったりしますが、まあWiMAX急進の背景にはそんな事情も含まれているんでしょう。なんせコンピュータ関係は得意なインド。今後ワイヤレスに力が入るならば、インド産のワイヤレス先端技術がどんどん登場してくるかもしれませんね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年7月 8日 (土)

今、萌えているか!?

なんかさっきブロードキャスターを見てたら、「萌え」がフランスやイタリアで流行しているというニュースやってました。ジャパニメーションはヨーロッパで有名になっていると知ってはいましたが、彫りの深い人たちが「モエ」とか発言しているとは・・・世の中についていけてないな~と痛感いたしました。萌え好きなフランス人は「モエシャン」というらしいですよ。日本文化は「侘、寂、萌」だそうです・・・

海外でもメイド喫茶が増えているとか。大阪にもメイド喫茶はかなり増えているようですね。つーか、キャバのねーちゃんもよくメイド服で街頭に立ってますね。白黒のメイド服をみるのはちっとも珍しくなくなってきました。

浜銀総研によると、萌え関連市場は888億円もあるとか。
もはや単なるニッチ産業ではないんじゃないでしょうか。ほんとにそんな市場規模があるのか!?あるとしたらちょいと勉強したほうがいいんじゃないか?

そう思ってウィキペディアで萌えをひいてみたところ、ちょっとした論文になっていました。さすがによくまとまってます。社会学や経済学の学生はこれの派生論とか卒論にするといいかもしれませんよ。時期的に。

なるほど、萌えってのは女性に対する性的愛着とは違うんですな。まず現実の女性に対して湧く恋愛感情とは区別されるようです。ブロードキャスターで森永卓郎さんは「恋愛格差社会である現代において発生した新たな感情である」みたいなこと言ってました。恋愛格差社会で下層にある人々が「もういいや、現実の女は・・・」と思って行き着く『解脱』の境地だとか。

つまりモテない男がオタクになってアニメ美少女しか愛さなくなるって言いたいんでしょうかね?まあそれもあるんでしょうが、それだけの要素でこれだけ「萌え」が浸透するとは思えないです。なんつーかうまく言えませんが、世の中に氾濫するコンテンツ表現がどんどんデフォルメされて情報が抽象的になっている中で、そういうリアリティが薄くなってコントラストの強い情報を好的に評価する用語なんじゃないかな。とか思うんですが。

まあそんなことはどうでもよくて、888億円の萌え関連市場でなんか金儲けしてみたいですな。リアル金髪のイタリア美女にアニメのコスプレさせたネットカフェとかいいかも!だれか資金おごってください!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

緑がほしい

今日は暑いですねー蒸し暑いですよ~。蒸し暑いのは大阪の特徴なんですよね。もうこの時期になるとなかなか眠れません。クーラーつけて寝てもタイマー切れたら起きるとか、そんなんの繰り返しです。

さっき洗濯に行ったら、ラジオで今日の大阪の不快指数は82だとか言ってました。よくわからないけど数字が多いので余計しんどくなりました。

不快指数というのは蒸し暑さを数字にしたものだとか。アメリカ人が考えたものなのでアメリカなんかよりはるかに蒸し暑い日本人とはまた感覚が違うものだと思います。だいたいそんな数字をみても余計いやな気分になるだけなので意味あるんだろうか?

なにはともあれ大阪はヒートアイランドっぷりはひどいもんですよね。
まあ都市部でクーラー節電しろっていっても意味ないとは思うんですが、もうすこし緑を増やしたらいいと思います。ほんと緑少ないもんね。

東京では屋上緑化とかけっこう進んでるらしいじゃないですか。
期限切れの事業に公金を使う余裕があるんなら緑化事業でもつくったほうがいい気がします。大阪ガスの緑化技術とか援助すればいいのに。

ウチもベランダの植物増やして緑化でもしようかしら。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年7月 7日 (金)

バイラル

バイラルマーケティングというのがあるのを知りました。
ふーん、口コミ戦略ってのはそういうかっこよさげな用語があるんですねえ。

しかしバイラルってのは「感染的な」という意味らしいじゃないですか。
なんともウィルスチックな感じがして印象が悪い気もしますが。まあ攻撃的なマーケティングっていう印象でイイネ!っていうポジティブな見方もあるかもしれません。

しかし、前から思ってるんですが、口コミでマーケティング手法は確立できるんでしょうか?例えば、口コミによる情報の伝達の速度イコールニーズの高さと分析するとかいうんでしょうか。情報精度のあいまいな口コミ情報でそれをやるのはちょいと怖い気もするんですが。分析手法についてどんなのがあるのか知らないので、誰か教えてほしいです。

それよりも気になるのは、バイラルマーケティングで口コミネットワークのコントロールは可能なのか?口コミのコントロールなんざ2ちゃんねるをコントロールしようとするくらいリスキーな感じがするんですが、専門家の方どうなんでしょう?

でも口コミの分析とかそういう仕事できたら面白そうですね。
意外と分析レポートみたいな作文の仕事は好きだったりします。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2006年7月 5日 (水)

じゃらんAPIをつかってみる

せっかくなんでリクルートAPIを使ってなんしか作ってみることにしました。
一番ややこしくなさそうなじゃらんAPIを使ってホテル情報を表示する簡単なプログラムを作成します。

ウチから近い梅田・中之島・福島・天満エリアのホテルを表示してみます。まあ家から近いホテルなんざみてもしかたないんですが。
とりあえず、チュートリアルをもとにリクエストクエリをつくってみたところ、以下のようになりました。

http://jws.jalan.net/APILite/HotelSearch/V1/?key=guest&s_area=272002&h_type=4&start=1&count=5

s_area=272002 が小エリア区分での梅田・中之島・福島・天満エリア。
h_type=4 がホテル。
start=1 と count=5 で、最初から5件の表示としてます。あんまりダラダラでてほしくないので。
このクエリをリクエストして、結果を表示するプログラムを作るわけですが、要はURLリクエストから返ってくるXMLをパースして値を取得すればいいわけですね。この処理に便利なのがPerlのXML::TreePPです。

XML::TreePPは、XMLをパースしてツリー構造のハッシュに展開してくれるモジュールです。ハッシュに落とすってとこがPerl使いにはツボですな。すごい便利です。これを使ってホテル名、ホテルのキャッチコピー、住所を表示する簡単なコマンドラインプログラムを作ってみましょう。今回はWindowsのActive Perlでやってみました。

まず、ppmでXML::TreePPと、Jcodeをインストールします。JcodeはUTF-8のXMLをShitJISに変換して表示するために必要ですね。インストールが完了したら準備OK。

コードは以下のようにしてみました。

jalan-api.pl
=============================================

use XML::TreePP;
use Jcode;

my $tpp = XML::TreePP->new( force_array => [qw( Hotel )] );
my $tree = $tpp->parsehttp( GET => 'http://jws.jalan.net/APILite/HotelSearch/V1/?key=guest&s_area=272002&h_type=4&start=1&count=5' );

my $hotel = $tree->{Results}->{Hotel};

print "### じゃらんAPIによる                          ###\n";
print "### 梅田・中之島・福島・天満あたりのホテル一覧 ###\n";
print "### 上から5件                                  ###\n";

foreach $hash ( @$hotel ){
print "=====================================\n";
printf("%s\n",jcode($hash->{HotelName})->sjis);
printf("  %s\n",jcode($hash->{HotelCatchCopy})->sjis);
printf("  %s\n",jcode($hash->{HotelAddress})->sjis);
}

=============================================

parsehttpメソッドでクエリをGETで送信。返ってきたXMLをハッシュに展開しています。
あとは、目的の階層のハッシュリファレンスをくるくる回して表示しているだけですね。

実行すると、リクエストどおりホテルが5件表示されました。
ほほー、福島のほうに露天風呂ホテルがあるのか。あの辺りだと梅田の夜景がきれいかもしれません。一部2バイト文字の変換がうまくいってないところがありますが、ハイフンかなんかの記号でしょうか?住所なんかは全角ハイフンと半角ハイフンが混在してたりしてるので統一したほうがいいような気もします。

まあ、実際こうして使ってみると公開データベースを利用して何か作るのはおもしろい気がします。以前はじめてGoogle APIを使ったときも感動しましたしね。とりあえずマッシュアップアワードに応募できるようなアイデアはないですが、なんか仕事に利用できたらいいなあ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年7月 4日 (火)

マッシュアップアワード

Sun×RECRUIT Mash Up Award

Sunとリクルートの共同企画らしいです。
Web2.0でなんか利用せなあかんわけですね。なんか最近システム開発関係でコンテストものが多いですな。それほどシステムってのが容易に迅速に開発できるようになったってことなんでしょう。いいことだと思います。

反面アイデアを安く買い叩こうという企業の思惑がみえみえな感も否めません。それって「俺らアイデア考えられんからなんかちょうだいよ~♪」ってアピールしているように見られる恐れもありますね。まあ、そんなことないとは思いますが。

しかしWEBサービスのAPI公開ってのは面白いですよね。
2年ほど前までは「XMLって何するもんなのかいまいちわかんねぇ」と思ってたんですがRSSとかAPIとか見るとなるほど便利なもんだってわかってきました。なるほど最先端の人たちはこういうことを考えてXMLとか言ってたんですねぇ。頭が下がります。

で、さっそくGMOインターネット証券の口座を開設したんですが、APIの公開は10月くらいになるんだって。がっかり。
仕方ないからリクルートのAPIで遊んでみようかしら。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2006年7月 3日 (月)

玄箱はたのしい

KURO-BOX/HG NAS組み立てキット CE KURO-BOX/HG NAS組み立てキット

販売元:玄人志向
Amazon.co.jpで詳細を確認する

なんか最近値下げになったんですか?玄箱。
昨日ヨドバシ梅田に行ったらHGが16,000くらいになっててほしいなーと思いました。今ウチには2台あるので当面いらないですけど、やっぱり安かったらほしくなるもんですよね。

玄箱といえば、数ヶ月前までめっちゃハマってたんですが、自宅用WEB、メール、DNSサーバーとひととおり構築ができたんで落ち着きました。こんな小さくて安いLinuxサーバーができるなんて、ほんといい時代になりましたよ。ほんと。
「Linuxをいろいろいじってみたいんだけど、PCの余裕なんかないしねぇ。いつかPCあまったらやりたいもんだねぇ。」とか思ってるボクみたいな人にはうってつけだと思いますよ。

そういえば、2ヶ月ほど前に上海にいる友人のところに玄箱を持っていきました。
友人は上海で会社を経営しているので、「ほら、こんな小さいのにこんなに盛りだくさん!」的なことを自慢して驚かせるために持っていったんですが、別の意味でビックリされました。

まず、満を持してDebian玄箱(WEBサーバ、その他いろいろインストール済み)のウンチクをたれたあと、「まずこのように電源をいれてだね・・・」とコンセントを挿した瞬間。
ボフーーー!!っと白い煙がファンダクトから噴出し、ジジーーっと妙な音を立てたあと、完全に沈黙しました。

そうです。電圧規格の違いを完全に忘れてました・・・。
玄箱はAC100Vの日本の家庭用です。海外で使うには変圧器を噛まさないといけません。あわててコンセントを抜いた後、変圧器を使ってみましたが沈黙したまま。まあ煙吐いたんだから当然ですよね・・・。ほんまにドリフみたいにわざとらしい白煙でした。

壊れた玄箱の中には仕事で使うスクリプトやデータなんかの一式が詰まってたんで、向こう1週間の出張が水の泡と消えるかと一瞬思いました。ですが、自宅に残してきたもう一台の玄箱サーバーにVPNサーバーをインストールしているのを思い出し、繋げてみると見事自宅のファイルサーバーにアクセス!(*1)無事にデータを取ってきて仕事ができました。

日本に帰ってから泣く泣く玄箱の筐体を買いなおし、おそるおそる壊れた玄箱についてたHDDをつけてみると、普通に起動。HDDは生きていたので散財は最小限ですみました。ありがとう神様!

まあ、そんなこんなで楽しい思い出ばかりの玄箱なので、これからももっといろいろな構築をやってみたいと思います。ああ、せっかくブログ書きはじめたんで、Tipsでも書けるといいなあ。ちょっと考えてみます。

今、smartctlでHDDの温度を測ってみたら43度。一ヶ月くらい前より上がってる気がします。季節がら扇風機でも当てたほうがいいかもしれませんねぇ。。。

*1 PacketiXの標準ポート8888では通信できず、HTTPS(443)で通信できました。8888はもしかしたら中国-日本間でフィルタリングされているのかもしれません。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2006年7月 2日 (日)

ソフトウェア開発で伸びる人、伸びない人

ブログ、、、3日坊主なのでどこまで続くかわかりらないけど、やってみようと思います。
なんせ最近仕事がなくてヒマなもんでね^^;

ソフトウェア開発 で伸びる人、伸びない人 Book ソフトウェア開発 で伸びる人、伸びない人

著者:荒井 玲子
販売元:技術評論社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

先日、とある会社の社長さんからこの本を貸していただきました。
「次来るまでに読んでおいてねー」と言われたんだけど帰りのカフェで一気に読んでしまいました。これすごい本ですよ。

ソフトウェア開発者で伸びる人と伸びない人の違いはなんだろう?というところからそのポイントを解析しているんですが、非常に論理的で的を射ていると思います。ソフトウェア開発者だけでなく、どんな職業の仕事ができる人とできない人の区別にも当てはめることができると思いますよ。ボクは読みながら「これできてるなー、これできてないなー」って感じで自己評価ができて楽しかったです。

なんか今まで仕事のなかで感覚的にぼんやり感じていたことが、明確な言葉に落とし込まれているので、「そうかー、こういうことだったのか」と目が覚める感じがしました。
こういう説明をすれば部下も納得なのかもしれませんな。

SEのための本みたいの、最近増えてるんですねー。
ITProなんかの記事でも、SEが抱えるストレスや心の病なんかについての特集を見かけます。こういうのを見ると、SEがしんどい仕事の代表例みたく思えてくるんですが、実際そうなんでしょうか?
ボクはSEがそんなにしんどい仕事だとは思いませんし(しんどそうにしている人はいっぱいいますけどねw)ストレスがすごい仕事というイメージもあるけど、ストレスを感じやすい硬い頭の人間が多いだけなんじゃないか?くらいに思っています。

システム開発なんて数年やってればほとんどルーチンワークみたいに思えてくるし、そんなのに年中それを重圧に感じているのであれば、ただマゾいだけなんじゃ?と思ったりするんですがどうでしょう?w

思うに、運動が足りないですな。
大企業なんかに出向するといろんなタイプの人を見ますがスポーツやってる人は基本明るくてすぐ仲良しになれます。
足腰の冷え、つまり血流の不足は鬱になりやすいですからそういうことなんでしょう。あと手首が固いのもダメですね。
ふだんデスクワークなんだから、休みの日くらい運動すべきですわ。SEは。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

トップページ | 2006年8月 »